水際作戦を乗り越える!!

 今日の午後、ある市の市役所の福祉事務所に行った。

本来、水際作戦撲滅といいたいが、福祉事務所の担当者も

悪意で水際作戦を行っていると思わないので、

表現を上記のとおり、「水際作戦を乗り越える !!」

とした。 

ある市役所

 

先週の30代の多重債務の相談があった。

母親の借金の返済のための資金をサラ金から、借りて

その借金の返済を放置していたところ、

遅延損害金が莫大になっていた事案である。

私は、多重債務相談の場合、

まず、手取りの収入を聞く。

次に家賃を聞く。

仕事は給排水の清掃の日雇いで

あり、不況で注文が少なくなり

収入が10万円にもならなくなった。

家賃の滞納もあった。

そこで、多重債務の相談は中断し

生活保護相談に切り換える。

「もう、今の日雇いをやめなさい。」

「失業保険がありません。」

「失業保険の代わりに、生活保護を受けることができる。」

「家賃を滞納しており、支払わないとアパートを出ることになっている。」

「溜まっている家賃は生活保護はでない。これからの家賃はでる。

契約の解除になるかもしれないが、住んでいる人を裁判所の手続きも

なく追い出すことはできない。」

「ネットカェーに行こうと思っていたが、がんばってみる。」

 

私の相談を早々に切り上げ、市の福祉事務所に行かせた。

しかしながら、所持金は7000円しかないことを告げて

生活保護を申請したといったが、

担当者は、相談者は申請できないといって

申請を拒絶された。

 

7000円しかないと言っても

生活保護を申請させないことはひどい話である。

そこで今日、私なりに生活保護申請書を作成して

上記の福祉事務所に同行申請をしたのである。

どういう訳か、先週、生活保護申請を拒絶した担当者は

出て来なかった。

今日の担当者によると、記録上、生活保護の申請はなかった。

      親族に相談をする。

      すぐできる仕事を探す。

       といっていた。

というのである。

(小山)

    7000円しかない人を

    どんな理由があっても追い返すのは 

     ひどいのではないか。

(担当者)

       親族の援助がないことを確認してから

       相談にくるべき。

(小山)

          それこそが、水際作戦の手口ではないですか。

          生活保護の申請には、今困窮しているか、どうかであって

           親族の援助があるか、どうか。

          若いから、すぐに仕事を探しなさい。

          といって、生活保護申請を拒絶する。

          生活保護の知識のない人

          気の弱い人

          そんな人が生活保護を拒絶され

           ホームレスになったり、

            ネットカフェ難民になっているでしょう。

            場合によったら、

            鉄道の人身事故になっている。

 こんなやりとりの上、生活保護の申請ができた。

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相談者の場合、失業保険のある企業で勤務していれば、

生活保護の申請は必要はない。

しかしながら、相談者の責任ではない。

失業保険は、人を雇う側の義務である。