元国会議員山本譲司氏の講演会「塀の中の現実」
Posted on 2010年3月10日 by 小山 香
昨日、弁護士会の主催で元国会議員の山本譲司氏の講演会があった。
(同士は、 2000年秘書給与詐取事件で懲役1年6月
となり、受刑体験記「獄窓記」は、刑務所内の
障害者や高齢者の実態及び処遇について
衝撃的な内容を告発している。)
正式な題名は
障害のある受刑者や高齢受刑者の現状
ー刑務所を福祉の代替施設とさせないためにー
だった。
刑務所の体験として
人間が虫けら以下に扱われ
思考低下状態になる
というのだ。
また、刑事事件の加害者は9割9分が被害者であり、後の1分が
加害行為になるというのだ。
受刑者のかなりの割合で障害者がおり、
刑務所は障害者の施設になっている。
現在、官民で共同して作った刑務所で
障害者に対する訓練等とか
受刑者の出所後の福祉の仕事をしている。
山本元受刑者のの体験が
社会を変える動きになっている。
国会議員として大勢の中の一人よりも
刑務所に福祉の光を与える第一人者になり
きわめて有意義な仕事をしている。
文字通り、人まねではない
オンリーワンの人生を送っている。