住民監査請求の結果ー肩すかし?

地方自治体は、首長と地方議会との車の両輪といわれている。

しかしながら、地方議会の大きな会派が、与党?となって

首長を支えている場合、残されたチェック機関は、

監査委員である。

しかし、監査委員も

学識経験者の委員は、首長によって任命され

他の一人は議員が任命される。

それでも、監査委員は、

地方自治体の最後の番人である。

だから、

この番人が、水際作戦をすることは、

地方自治の自殺行為であると解するがいかがであろうか。

・・・・・・・・・

市民5人の監査請求が、

手渡しでは拒絶され、

郵便では受理されたことは、先日述べたとおりである。

受理された監査請求は、次の理由で棄却された。

      記

(会議が代理出席が違法で無効であったとしてもー小山注)

会議が成立するかどうかにによって報酬支給の適否を判断する

のではなく、(審議会の)会長からの招集により応召した時点で

報酬及び費用弁償は生じる・・・・・

・・・・・・・

以上のとおり監査委員は代理出席の論点について判断をすることなく、

判断した。

ところで、監査請求は、監査委員の職権の発動を求めるものである。

報酬及び費用弁償の問題は、端緒であり、

監査委員は代理出席による無効な審議会をやめさせる義務が

あるのではないだろうか。

すなわち、

仮に財政上の違法な支出がないと判断したとしても

法令に反する行為が存在しているならば

それを指摘して、是正勧告する義務が

あるのではないだろうか。

住民5名は、代理出席をやめさせる是正勧告

を期待して住民監査請求を行ったが、

上記のとおり肩すかしとなった。