理性的民主主義の危機
Posted on 2010年7月4日 by 小山 香
阿久根市の市民の有志は、今回の参議院選挙がおわったら、
市に対するリコール運動をするそうだ。
私は、市長の挑発に乗っていると思う。
市長は、リコール後の再選挙に再度立候補して
当選すると踏んでいる。
市民に対し、いわゆる劇場的な
言動を発したとき、
市民は自分に投票すると読んでいるのではないか。
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ドイツのナチスが政権をとったように
この市長が再度信任されたら、
無法状態に陥る。
賢明なドイツ国民が
当時の不況下に
「スカット」とする
演説にこころを奪われた。
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リコールの問題は
政治的手法の問題が争点である。
阿久根市長の問題は
政治問題を超えて、
違法な作為・不作為の行政行為の問題である。
さらには、職権濫用の疑いがあると考える。
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