合併で失うものー人々の小さな暮らしー
Posted on 2010年7月11日 by 小山 香
下記の記事は合併の当事者の声であり、貴重である。
元村長は「合併は失敗だった」と言っている。
国や県が進めた合併であるから「素直に言うことを聞けば、なにかいいことがある」
といっていた。
行政のトップが、未来の予測も確かめずに、村を消滅させてしまった。
他の自治体の先例を調べれば、自治体がなくなり、さらに過疎化が
進んだ例がわかった筈ではないだろうか。
自治体があることにより、最低限度の人々の暮らしが
保障されたはずである。
最低限度の防波堤が行政の効率性により消滅し、人々の暮らしも困難になったのである。
基本的人権が憲法で保障されているように
ナショナルミニマル=最低限度の暮らし
も保障されなければならない。
これは政府の責任である。