8月6日午後6時日本テレビ「法服の枷(かせ)」学習会
先日、埼玉弁護士会でも会内で日本テレビ「法服の枷(かせ)」学習会を行った。
ごく普通の裁判官で終える予定の福島元判事が、事件番号どおりの配転で
憲法訴訟の裁判長になった。
当時の学説、通説にしたがって、
訴訟指揮を行った結論である。
極普通の裁判を維持しようとするところ
裁判所の所長から、実質訴訟を回避することを求められた。
平賀書簡問題である。
裁判官の独立の侵害である。
通常、裁判官の独立の侵害は外部から行われるところ、
内部の所長からなされたことにおおきな問題があったのである。
相当な圧力があったと思われる。
しかしながら、最後は良心にしたがって、
審理を継続した。
この番組は、
現在及び後世に伝えるべき「人間の良心」の「証(あかし)」である。
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黒沢明の映画で「生きる」という名画がある。
行政マンの「良心」の話である。
この映画は、人々に「生きる」ということをしばし考えさせたろう。
「法服の枷(かせ)」も、同じく「生きる」ということを考えさせる。
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日本テレビ「法服の枷(かせ)」学習会
8月6日 午後6時~
朝霞市コミニュティセンター
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