Posted on 2010年9月1日 by 小山 香
9月議会の一般質問は下記のとおりである。
9月13日(月)の5番目である。おそらく午後になると推察する。
記
1 国家公務員宿舎建設計画について
⑴ 近時の朝霞市のまちづくりは、国家公務員宿舎建設計画を前提に
行われる予定であったところ、昨年の国の事業仕分けで、上記計画は
凍結されて中止の状況である。行政の遅滞は避けるべきであり、
正式な中止の決定が国からなされていないとしても、上記建設計画は
ないものとして、早急に基地跡地の利用計画の作り直しに着手すべきでは
ないか。
⑵ 今後、基地跡地は現状のままで相当の期間放置される状況にある。
約35年間手つかずの自生の樹木が繁っており、自然環境の理解のために
例えば現地見学会などを検討していただきたい。いかがであるか。
2 警備業務委託について
⑴ 住民の生活は24時間間断ない。特に児童虐待、老人虐待、
あるいは自殺等に関し、市役所に平日の夜間及び休日に架電があった場合、
受信した警備員はどのような基準で、どのように処理をするのか。
また、処理方法について、具体的な内容の書面の取り決めは存在するのか。
⑵ 朝霞市は、平日の夜間及び休日の戸籍法に定める届け出の受領
及び埋火葬許可を業務委託しているようであるが、警備業務の範囲外
の業務ではないか。
⑶ 警備員の戸籍法に定める届け出の受領については、
「受領するに際して、朝霞市非常勤嘱託員の職が発令された
ものとみなす」とされているが、警備員の地位がありながら
具体的な任命行為もなく、当然に非常勤嘱託員になるとの扱いは、
法令上の疑義があると思われるが、いかがであるか。
⑷ 警備員が埋火葬許可を出しているようだが、
どのような法令上の根拠に基づいて行っているのか。
3 生活保護の運用について
⑴ 生活保護は居宅設定が原則と解するところ、
申請者を無料低額宿泊施設への入居を誘導しているように
見受けられるが、いかがであるか。
⑵ 仮にそうだとするならば、どのような点を考慮して行っているのか。
⑶ 生活保護の居宅設定の場合と無料低額宿泊施設とで、
朝霞市の負担に違いがあるのか。
4 朝霞市地域福祉計画の実施の進捗度について
⑴ 平成18年3月策定の朝霞市地域福祉計画(平成18年-平成22年)
の終期は平成23年3月である。
上記福祉計画中の下記の事業等について、
それぞれ
ア:当該事業等の内容、
イ:当該事業等で見込まれる予算額、
ウ:当該事業等の進捗度及び整備の予定期日
を問う。
なお、回答は、各事業等について個別にしていただきたい。
① 総合的な相談体制の整備(23頁、66頁)
② 権利擁護事業や成年後見制度等の市民向け、
事業者、行政職員の説明会の開催(24頁、68頁)
③ 福祉オンブズマン(利用者の権利侵害を解決する仕組み)の設置
(25頁、68頁、69頁)
④ ホットライン(24時間専用電話)の設置検討(39頁、77頁)
⑤ DVや児童虐待などあらゆる暴力からの緊急保護体制の充実(40頁、78頁)
⑥ 被害者へのケア対策づくり(40頁、78頁)
⑵ 上記の事業等について、平成23年3月までに計画を終えることが
できないものがあるならば、どの事業等であるか。
終えることができない原因は何であるか。
5 住民監査制度について
⑴ 平成22年第1回定例会において「住民監査制度」について質問した際、
「2月5日に『一部追加されたものが』郵送」と答弁されたが、
この『一部追加されたものが』を訂正して、「2月5日に郵送」とすべきではなかったか。
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