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愚直な委員ー現地視察の必要の説得ー

当職は去る3月より民生常任委員会から建設常任会の委員に就任した。

この委員会は街づくりのいわばハードの面に関する委員会である。

ところでこの委員会には道路認定と道路の廃止という議決を扱う。

道路認定は、市道として市に未来永劫管理してもらうために、市に土地を寄付して

道路と認定してもらう。

道路廃止は、道路が道路としての機能を喪失しており、

市が行政の財産としての使命を喪失しているとした場合に、

道路の廃止という議決がある。

廃止後は、道路の払い下げを受ける。

このように道路認定は現状の確認をすることが重要な要素である。

3月議会でも道路認定、廃止の議案はあった。

私は、当時、現地を見るべきではないかっと他の委員に

言っても各自事前にみればいいと拒絶された。

9月議会は、今度も委員は審議を中断して

現地をみるべきだと関係者に事前に打診をしたが

最初はこれまで通り各自が事前にみれば

良いといっていた。

私は、今回は道路の廃止について、本会議の総括質問で

市民ネットから、問題の提起があったので、

反対するならば、正式に採決をしてもらい、現地視察の否決を

議事録にとどめる覚悟だった。

9月2日の委員会において、審議の合間に

無所属議員そして明政会の議員とひとりひとりを説得した。

私の強い決意が人を動かしたのか

最後は、全員一致で現地を見に行くことになった。

私は、事前に万一採決で敗れることもあるかと思い

前日、現地を訪れた。

公図のようなわかりにくい地図を頼りに行った。

下記の場所が現地と思った。

写真中央にものが於いてあるところが廃止される道路と誤解した。

委員会で行ったところ、場所がちがっていた。

下記の場所だった。

この道路が道路の機能がなくなり、廃止してほしいというものだ。

一見私人が勝手に公道を占有して道路の機能を侵害したように見える。

しかしながら。この場所は数十年まえに河川の改修により、

道路が寸断されたのでありその段階で道路の機能が喪失したとの説明だ。

さらに道路廃止後の払い下げは鑑定を入れて行うということで

市民ネットが総括で主張していた疑問はなくなった。

現地視察をしたことにより、

間違った場所でなく、担当者より

正確な説明をうけることができた。

結果的に他の委員も、現地見学を

してよかったと最後はいってくれた。

住民から付託された議員の仕事を

今後も愚直に行っていきたい。

当日、現地に行った各委員及び市の職員の

みなさん、ご苦労様でした。

おかげで、道路の廃止の問題はない。