冤罪の阻止と弁護人の役割

先週の土曜日、著名な元刑事裁判官 木谷明氏の講演会があった。

無罪判決を20件とか30件とか出している。

無罪判決について、検察官控訴がなかったそうだ。

完璧な判決だ。

この数値から逆算すると

他の裁判官のもとでももって無罪事件があったものと推測される。

問題は、弁護士の真実を聞き出す能力だ。

それにしても氷見事件は、無罪なのに有罪となり、

受刑しているところ

他の被告人が自白をして冤罪が明らかになった。

悲劇的な事件である。

国選弁護士だとしても弁護士倫理として

本人から真実を聞き出すことができなかったことは

問題である。

 

02年1月と3月に起きた婦女暴行・未遂事件

について氷見署は同年4月、タクシー運転手

だった氷見市の柳原浩さん(40)を事情聴取。

柳原さんは否認したが、

3日目に容疑を認め逮捕された。

富山地検高岡支部は2事件とも起訴。

柳原さんは公判で一貫して起訴事実を認めた。

富山地裁高岡支部は懲役3年を言い渡し

14年12月12日に確定。

同日から柳原さんは約2年間服役し、

05年1月に福井刑務所を仮出所した。

強制わいせつ事件で鳥取県警に逮捕された

松江市の無職、大津英一被告(52)が06年11

月、2事件を自供。07年1月に富山県警と

富山地検が誤認逮捕を公表し柳原さんに

謝罪した。

こんなことが他にもあるのではないだろうか。

木谷元裁判官は、

冤罪事件の詳しく構造を述べられて

捜査官の作為により虚偽自白をすることがあり、

当事者主義

争点主義

の刑事訴訟法の故に

弁護士の役割が重大であることが強調された。

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ところで、私も刑事事件で無罪判決を取ったことがある。

後日、紹介したい。