ひとり会派にも議会市民権を!!-民主的な理想的な会議体の実現を願う-
Posted on 2010年12月24日 by 小山 香
一般質問3日目の12月15日議院運営委員会が開催された。
ここで継続審議されているひとり会派を代表者会議のメンバーに
するか審議された。
委員長は各派に対し意見を求めた。
(明政会)
会派は二人以上であり、政党に所属していればひとりでもよい。
(進政会)
同じ
(公明党)
同じ
(共産党)
政党の場合はひとりでもいいとなっていたのは
そのときの現状にあわせて柔軟にあわせて
議院運営委員会で申し合わせをした。
今回の現状は無所属でひとり会派を認めて欲しいといっている。
現状に合わせて考えてもいい。
今、ひとりの会派が代表で出ていても特段困ることはない。
いいと思う。
(市民ネット)
ひとりだと代表というのはおかしい。
代表者「等」がいい。
代表者会議で採決をとったことはないから
代表者「等」会議でいい。
ここで私は手を挙げる。
(委員長)
員外議員の小山議員が発言を求めている。
発言を認めるかどうか、お諮りします。
異議はありませんか。
(異議なし)
以下のとおりは発言をした。
記
1 現在、議院運営委員会において、これまで非公式の代表者会議を
公式な代表者会議にするに際し、構成員の資格について論議を
している。
2 代表者会議は全会一致方式をとっており、全会一致の見込みが
なければ 決はとらない。
この全会一致方式の趣旨は、24名議員の個々の議員の総意を
まとめるためである。
3 ところで、日本の農村の部落(自然村)単位の寄合(話し合い)に
おいても、全会一致方式をとっていた。
すなわち、寄合では各戸の世帯主一名ずつ、選挙もなく、
男女の別も年齢の高低も問わない。また世帯主が何らかの
都合で出席かできないと世帯内で誰でも代理出席が認められ
ていた。
寄合では世帯として単身世帯も認められていた。
この寄合は、決議はいつも全会一致方式、全会一致になる
見込みがなければ決をとらなかった。
このように寄合議会で議会のうちで一番民主的なものであり、
これ以上民主的な理想的な議会は作れないのである。
寄合議会の世帯単位の方式は、どんなことが話されたか、
どんなことが議決されたか各戸に徹底する仕組みになっている。
4 私たちの代表者会議も上記の寄合のごとく、各会派が世帯であり、
無所属議員は、単身世帯と解される。
代表者会議は、24名の議員の総意をまとめるものである。
会議の議論を及び議決を各議員に徹底し、議員24名の総意と
するためには、無所属議員を構成員とすることは、
当然の事理である。
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