固い言葉で連帯、柔らかい言葉で分かち合いそして人間の絆
Posted on 2011年2月1日 by 小山 香
朝霞基地跡地連絡会のひとたちは、ほんとうに頭が下がる。
文字通り、憲法の保障する表現の自由を行使し、
市民の理性に訴える活動をされている。
金も権力もない市民の政治参加である。
基地跡地の緑地を保全することは
人間の理性の叫びだ。
他方、市長らの、基地跡地に国家公務員住宅を受け入れの理由は、お金だ。
850戸の国家公務員宿舎を受け入れないと
財政は破綻するのか。
まちの商店、工務店は破綻するのか。
一昨年の事業仕分けでは、
人間の理性=
「税金の無駄遣い」
「緑をつぶしてまで官舎の必要はない。」
「朝霞市の自然が守れる。」
が勝った。
なぜ一年後は理性よりお金が優先するのだ。
税金の無駄遣いでだれが得するのだ。
得する人たちが、理性に対しごり押ししたのか。
寒空のもと、基地跡地の人々は市民にチラシを配布している。
憲法21条の表現の自由の行使だ。
そしてまさしく憲法12条の「不断の努力によって保持する義務」を履行している。
わたしは、そのような名もなく、力もない人々を応援したい。
固い言葉で、連帯だ。
柔らかい言葉で分かち合いだ。
そして人間の絆だ。
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