ルソーー「人民は自由ではない、奴隷である。人民は自由=選挙期間中だけ」

私たちは、高校の政経もしくは倫社の授業の際、フランスの思想家の

ルソーの下記の言葉から、国民主権の授業に入った。

(娘の高校の教科書を最近読んで思い出した。)

                                                      記

イギリスの人民は自由だと思っているが,それは大間違いだ。

彼らが自由なのは,議員を選挙する間だけのことで,

議員が選ばれるやいなやイギリス人民は奴隷となり、

無に帰してしまう

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今、選挙中だ。ルソーにいわせると、

今だけが私たちは、

民主政治の主人公であるということだろうか。

(確かに多くの候補者は、選挙中は私たちの存在を

認め超低姿勢で挨拶をされる方が多い。

しかし、選挙後、議員になると

急に大柄になる方はいらしゃるのでは

ないでしょうか。)

そこで、ルソーは、選挙後も私たちを民主政治の主人公と足りうるために、

直接民主制を主張する。

その思想史上の、影響を受けて、我が国では、

地方議会は、直接民主制のリコール権、住民投票などを

取り入れている。

実際に機能の限界は、人口上の問題があるので市町村

レベルまでである。

それでもリコール権の行使、住民投票は、きわめて困難である。

(朝霞市議会でも、基地跡地利用計画について、住民に問えという

住民投票条例案を、平成19年12月、20年4月、

大きな会派外は否決した。)

そうすると、国政のみならず、今選挙中の都道府県の地方議会は

19世紀のルソー批判の依然免れないということになるだろうか。

願わくは、今、選挙中の候補者は、

議員になられても、選挙期間中の

お気持ちを忘れることなく

私たちの主権者の立場を尊重して頂きたい。