執拗に続く「水際作戦」に異議あり

下の写真はある自治体の福祉課が入っている建物である。

生活保護のいわゆる「水際作戦」が行なわれていた。

先週、多重債務の法律相談があった。

郷里は岩手県で

心身に障害があり、郷里では無職だった。、

昨年兄弟を頼って上京した。

借金が数百万円あるという。

仕事は、全然見つからず、つい最近派遣の仕事についたばかりだか、

労災事故で今無職ということである。

これまで3回生活保護の相談にいったということだ。

生活に困窮していることは明白だ。

障害がある。健常者と競っては仕事はない。

障害者枠の就職がある。

このことを本人ばかりではなく、これまでの市の相談者も

知っていなかったようだ。

もう、これ以上、本人がいっても水際作戦の繰り返しになることは明白だ。

私は同行申請をすることにした。

この役所に自ら出かけるのは数年ぶりだ。

福祉課が外の建物に移転していた。

事務所は、病院の診察所みたいに相談する場合は、番号札をとるようになっていた。

2時間まちの様相だ。

相談者はすでに3回もきている。しかも私の立場は、相談ではない。同行申請だ。

少し、先約の応対が終わるのを待って、弁護士と名乗って、順番待ちに従わず、職員に生活保護の申請をしたいと申し出た。職員からは番号札で相談をするようにいわいれたが、過去3回も来ている。

私は「相談ではない。申請だ」と申し出た。

職員は、相談者とだけ相談室に入るように合図をしたが、私は、これを断った。

不承不承私も相談室に入れた。

職員は、過去2度の相談歴を認めながら、またそもそも郷里での生活から質問をはじめた。

私は質問をじっとがまんして横にいた。がまんできず途中に割り込んだ。

なぜ2度も相談をしているのにまた、最初から聞くんですかと質した。

職員は、過去の相談内容が聞き取りしていないので、一から聞き取りをしているという。

私かはこんな風に過去も相談をして、相談者に生活保護の申請の意欲をそいだりしているのではないか、危惧をした。

どんな質問をしても結構です。生活保護の申請をさせてからしてください。

私は、これまでの経験から、申請書を交付してくれないことを予想してことちらで作成して持参することにしている。

法令上は、申請書の用紙は法定されていないので、もし,なんだかんだいって、申請をさせなければ、私か作成した書面を置いて来る覚悟で同行申請に臨んでいる。

私の申請書は申請書とは認めないという。私は見解の相違だと反論した。

そのうち、職員は相談室から出て行く、しばらくして上司の許可を得たのか、申請用紙をしぶしぶの態度でもってきた。

私は、担当者に対し、相談者が申請書に署名と印を押した後、退席した。

これで法の土俵に登った。十分に調査して審査されることに異議はない。

相談者はハローワークにいけば、おそらく障害者枠でその能力を生かせる仕事があることを確信している。

私には、労災事故の処理と多重債務の処理が待っている。

本人が行くと申請をさせず、弁護士というと渋々申請をさせる。

こんなことがあってもいいのか。

明らかに行政の違法行為である。