共生社会へー脱「仇討」もしくは法の支配の確立
Posted on 2011年5月7日 by 小山 香
わが国に置いて過去「仇討ち」があった。
「仇討ち」は明治に入るまでは合法であった。
明治に入り、野蛮?ということで、「仇討ち」が禁止された。
しかしながら、現代のアメリカで「仇討ち」がライブ中継されて実行された。
(上記の写真は、ネット公開されているものを引用させて貰った。)
じっと殺害される場面をライブで見聞している。
世界貿易センタービルの崩壊で3000人以上の人々が死んだ。
その首謀者だから直ちに「仇討ち」殺害することは合法なのだろうか。
法の支配のアメリカでなぜ、いきなり私刑なのだろうか。
日本の侵略戦争に対し、東京裁判があった。
ナチスの戦争に対し、ニュベリング裁判があった。
その裁判の当否はあるにせよ。
少なくとも、裁判があった。
判決に基づき刑が執行された。
なぜ今回は裁判を回避したのだろうか。
文明国と標榜するアメリカの権威が失墜するのではないだろうか。
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こんな西部劇があった。
馬泥棒か、なにやらで犯人とされるものに
町の中で群衆が今まさにリンチを行おうとするときに
突然、保安官が現れ群衆を諭し、
裁判にかけるとするものだ。
幼な心にこれがアメリカの正義かと
感動したものだ。
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ところで、 下の写真は、岡本太郎の作品だ。
(丁度、いま国立近代美術館で展覧会をやっている。)