Posted on 2011年5月20日 by 小山 香
朝日新聞5月16日付で以下の記事があった。

10万年後、人類は滅亡していると言われている。
10万年後の地球の生物、あるいは他の惑星から地球を訪れる生物。
今、フィンランドの地中深く、
10万年後の地球の安全を見据えた、放射性廃棄物を廃棄する場所が建設されている。
フィンランドは、ソ連との友好関係を維持するために、やむを得ず、
この場所に廃棄物を設置する場所をつくることになったと言われている。
私たちは、電力の3割を原発に依存していると言われている。
ところが、原発に使った放射性廃棄物の最終処分場について、
いまだ定まらない状態で原発をつくり続けてきた。
素人感覚で、ロケットで宇宙に飛ばしたらどうかという意見もあるそうだ。
その場合、発射でロケットが爆発したら大変な災害が起きることから、
その案は通らないようだ。
コンクリートに詰めて、海深くに埋めたらどうかという意見もあるそうだ。
コンクリートが腐敗すれば、放射性物質が海洋に蔓延する。
フィンランドでは、地球上で最も安定しているという場所を選定していると言うそうだ。
10万年後、好奇心を持った生命体が、
ここは危険だという文字など、読めるはずもない。
私たちの原発は、本当に安く安全なものなのでしょうか。
この映画は、その疑問に答える映画なのかもしれません。
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