これでいいのか?一般質問(3)ー脱学芸会、脱八百長ー
一般的な通告書は抽象的な項目のようなものが多いのではないか。
そうすると質問が明確でないので、質問の趣旨を職員から尋ねられ、
さらに一歩踏み込んで質問と答弁のやりとり、すり合わせなどが行われることもある。
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ところで一般質問で質問者、答弁書が
質問ー答弁、再質問ー答弁、再々質問ー答弁
ワープロ原稿を手にして一字一句読み上げている光景を見物することがある。
この場合、マスコミで暴露されたように、執行部によって、
質問までの原稿を作成してもらっているとしたら
まさしく、「学芸会」、「八百長」そのものだ。
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私の一般質問の通告書面は、具体的な質問を記載している。
答えやすい筈だ。
このことは、訴訟などでは当然のことである。
明確に質問して明確な回答を求め、その質問事項を認めるか、否認するか、である。
おそらく、わたしのように回答しやすい質問通告書を出しているものは、あまりいないのではないか。。
しかし、一般質問は証人尋問ではない。
尋問の目的は、裁判のように「不利益祖供述をさせる」とか「信用性を減殺する」ものではない。
執行部に対し、政策を提言し、あるいはその政策を批判ものであろう。
だとするならば、明確な通告書でもって質問して、回答をしやすくするものが
妥当でなろう。
私の一般質問の具体的な通告書は、多少、他の議員の質問通告書にも
なかには、具体的な事項の記載する傾向もあり、影響が及んでいるかも知れない。
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脱学芸会、脱八百長のために次の提案をしたい。
一般質問は、議員は、具体的に質問通告書を提出する。
執行部の回答書は事前に配布する。
そうすると争点が明確になり、傍聴者もわかりやすい。
議員は、回答書に対し
再質問、再々質問をすることによって
充実した一般質問になると思っている。
したがって、再質問、再々質問は
最初の一般質問に制限して
行わなければならない。
議長の指揮が重要となる。
緊張感を維持するには
不意打ちを与えない限り
再質問、再々質問はの事前通告は控えるべきだ。
これが実行できれば
「学芸会」とか「八百長」とか
無縁の充実した一般質問になるはずだ。
いかがであろうか。
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