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6月議会一般質問

6月3日、6月議会の一般質問書を議会事務局に提出した。
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1 国家公務員宿舎事業について
(1)わが国の現在の緊急かつ必須な事業は、東日本大震災の被災地の復旧・復興である。朝霞基地跡地の国家公務員宿舎建設事業は、不要不急、すなわち緊急度が低く、必須なものではない。したがって、朝霞市は、国に対し、この事業を取りやめ、建設資金を東日本大震災の復旧・復興資金に充てるよう申出をして頂きたい。いかがであるか。
(2)従前の国の理由では、国家公務員宿舎は、東京23区内外の移転・再配置であり、霞が関への通勤を設置目的としていた。しかしながら、近時、朝霞市及び住民への説明もなく、設置目的をさいたま新都心への通勤者と変更としたと聞いている。いかがであるか。
(3)設置目的がさいたま新都心とするならば、荒川を渡る交通手段も荒川の風などの影響で武蔵野線が止まることも多くあり、道路は震災などの際には、用をなさない可能性もある。国家公務員宿舎とて妥当ではない。いかがであるか。
(4)最近聞知するところでは、市長は、国家公務員宿舎建設については、賛成でも、反対でもないといわれている。しかしながら、附帯施設を希望するということは、国家公務員宿舎建設を望んでいることにはなりませんか。
(5)付帯施設には朝霞市は毎年1億円負担するそうであるが、いかがであるか。
(6)児童館、女性センター、休日夜間診療所は、付帯施設以外では開設は不可能であるか。市役所付近には、空スペースがあり、これを利用すれば、朝霞市は、1億円もかからずに開設が可能と思われるが、いかがであるか。
(7)先の県議会議員選挙では、公務員宿舎反対の候補の得票が過半数を超えた。さらに候補者5名中回答をした当選者2名を含む4名の候補者全員が女性センター、児童館、休日夜間診療所は、公務員宿舎に併設しないでよいといっている。これらは現在の民意ではないか。いかがであるか。
2 女性センターではなく、男女共同参画センターへ
(1)各地の男女平等を推進するための拠点施設の設置の傾向は、女性センターから男女共同参画センターにシフトしていると思われる。いかがであるか。
(2)主に女性を対象とした支援等がセンターの中心的な業務になるとしても、時代の傾向にそって男女共同参画センターとして設立するのが妥当ではないか。
(3)予定されている女性センターは、配偶者暴力相談支援を性別に関係なく被害者からの相談には応じることと思われる。そうであるならば、男女共同参画センターで、配偶者暴力相談支援を行うのが妥当ではないか。
(4)予定されている女性センターでは、女性を対象とした講座等だけではなく、父子家庭などの男性を対象とした講座等の開催も予定しているようだ。そうだとするならば、男女共同参画センターのもとで行うのが妥当ではないか。
3 附帯施設の休日・夜間診療所について
(1)朝霞地区医師会休日・夜間診療所は、地域に24時間体制で運営される病院がいくつか誕生したため、その存在意義が薄れたとして平成3年に廃止した。いかがであるか。
(2)朝霞地区医師会では、附帯施設以外では、休日・夜間診療所の復活は行わないといっているのか。いかがであるか。
(3)朝霞地区医師会は医師会館はを附帯施設以外では考えていないのか。いかがであるか。
4 小中学校のエアコンの設置について
 ⑴ 朝霞市では、財源問題から市内の小中学校の全校にエアコンを設置しないといっている。ところで、市内の幼稚園、保育園、高校には全てエアコンが入っている。朝霞4市では、朝霞市を除く全市に設置済みか、設置が予定されている。また、練馬区、板橋区、戸田市、さいたま市と朝霞市の回りは全部エアコンが設置されている。
財源問題は、リース方式ならば導入が可能ではないか。いかがであるか。
 (2)高校ではPTA方式でエアコンを導入しているようだ。PTA方式で市内の小中学校に導入することは法的に可能か。 
 (3)市内の小中学校の中、夏の猛暑における勉学環境について、エアコンの有無は、教育の機会均等に反するのではないか。
 (4)エアコン未設置校に置いて、昨年の7月及び9月に暑さが原因で体調の不調を訴えている児童を把握しているか。把握しているならば、状況を教えて頂きたい。
5 学校給食について
(1)市長はマニュファストに基づき、自校式給食を押し進めている。自校式と従来のセンター方式とで、自校式の方が優れているか、どうかについて児童の食べ残し量とかで検証をしているのか。
(2)検証をしているとするならば、その数値を教えて頂きたい。もし、検証をしていないとするならば、今後検証をして頂きたい。いかがであるか。
(3)自校式の拡大は、容易でないと思われる。したがって、次善の策として、ご飯の炊飯だけでも自校式を実施することはできないか。
(4)学校給食のお米を地元の農家から購入して頂きたい。いかがであるか。
6 合宿通学について
(1)蕨市で平成13年度から小学4~6年生の合宿通学が始まり、現在では戸田市、桶川市、伊奈町でも行われている。触れ合い、きずな、生きる力をはぐくむ等優れた青少年の健全育成である。朝霞市においても実行に向けた取り組みを行って頂きたい。いかがであるか。
7 夜間ガードマン問題について
(1)平成22年9月議会で夜間ガードマンが公務員に変身する問題を取りあげたところ、市長は改善すると約束された。特に法令上の権限もないガードマンに市長名で現在も埋火葬許可をさせていることは、妥当ではない。一日でも早い改善を望みたい。いかがであるか。
8 震災対策
(1)朝霞市の防災計画によると、市内にある10の小学校の校区毎に地域防災拠点が定められている。各住民と各地域防災拠点との連携等は、充分に行われているか。
(2)東日本大震災において、帰宅難民が問題になった。特に都心等にいて、帰宅難民となった住民に対する対策については、現状、さらには今後の課題があれば教えて頂きたい。