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再びルソー「人民は奴隷である。人民の自由は選挙中だけ」

今日(8月10日)、午前9時から全員協議会があった。
>
議題の中に「公務員宿舎朝霞住宅(仮称)整備事業の再開について」
があったので、いろいろな予定をやりくりして、傍聴するために
廊下で、傍聴の手続きを待っていられた。
しかしながら、朝霞市議会の対応について
傍聴にこられた市民は、
フランスの思想家のルソ-がいっている
「人民は奴隷である。人民の自由は選挙中だけ」
を実感されたのではないだろうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
傍聴希望者と議会職員との間で
まず廊下でもめていた。
「7人の傍聴希望者を全員傍聴させて欲しい。」

「それはできない。5名だけです。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は、理解ができない。
会議室に空スペースが相当あり、椅子を2個用意するだけであるのに
5名に固執している。
(議会運営委員会で傍聴人を5名に取り決めたといっているが
私は知らない。)
どうして、一人でも多くの市民が傍聴することに
努力しないのだろうか。
だれのための議会だろうか。

・・・・・・・・・・・・・・
議長に対し、
「7名を傍聴させて欲しい」と
申し述べた。
議長は、
「5名で取り決めたからダメだ」
と言い張る。
権威ある議長なら、
次のとおりに進行すべきである。
「廊下に傍聴希望者が7名いらっしゃる。
部屋に今椅子が5つですが、あと2つ増やして
7つ椅子を用意し、全員のに傍聴をして頂く、」
と宣言すれば、誰も異議なと述べるものはいない。
約30分も空転することもなかった。
・・・・・・・・・・・・
しかしながら、議長には、7名を傍聴させる気がないので、
そこで、議長に対し諮って欲しいと提案をした。
議長は、当初私の意味が理解できずに
「全員協議会は、公開されていないところが多い。
公的な会議ではない。私的が会議である。
取り決めで5名ときめた。」
などと理由として整合性を欠いた回答をされた。

・・・・・・・・・・・・
議長がまだ理解されないので、
私は、再度分かりやすく説明をした。
5名に決めたとしても、会議体に諮って、
みなさんが了解するならば、7人を入れていいのではないか。
会議進行の手続をひとつひとつ説明したところ、
やっと議長は理解された。
そこで、やっと次のように進行した。
・・・・・・・・・・・・・・
議長
「傍聴人を5名にすることに異議はありませんか。」
小山
「異議あり」
議長
「それでは賛成の方は起立して下さい。」
公明党の議員
「ちょっと待ってよ。諮るならば、会派として態度を決めなければ
ならない。」
議長
「暫時休憩します。」
・・・・・・・・・・・・
公明党の議員5名は委員会室から退出した。
15分くらいして、戻ってきた。
・・・・・・・・・・・・
議長
「休憩前に引き続き会議を開きます。
傍聴人を5名とすることに異議はありませんか。」
小山
「異議あり」
議長
「賛成の人の起立を求めます。」
(起立した人)
進政会 6名
公明党5名
明政会3名
無所属2名
合計16名

(座っていた人)
共産党2名(3名中本日1名欠席)
市民ネット1名(藤井議員)
そして小山
合計4名
・・・・・・・・・・・・・・・・
ところで、全員協議会は、従前は、傍聴は禁止されていた。
手前味噌だが、会議公開の請願の紹介議員になり、
平成20年12月議会で会議公開の
請願が採択された。
賛成
公明党5名
共産党3名
市民ネット2名
無所属2名
小山
合計13
反対
進政会7名
明政会3名
合計10
・・・・・・・・・・・
今回は、どういわけか、7名の傍聴を認めて
頂けると予想された公明党5名、無所属2名
が7名の傍聴に反対し5名の傍聴に賛成された。
進政会、明政会は、従前からかたくなに議会の改革に
消極的なので、ある程度予想はしたが
公明党と無所属議員2名の投票行動は予想外だった。
いずれにしても
わざわさ、傍聴に来た方について、感謝すべきであり、
物理的制約が
なければ、
できるだけ傍聴を認めるべきではないか。
私は、諮れば、7名の傍聴が可決される考えたが・・・・・、

傍聴希望者はルソーの「人民は奴隷である。人民の自由は選挙中だけ」と
実感されてしまったのではないだろうか。
・・・・・・・・・・・・

4月7日のブログに下記のとおり、すでにルソーについて触れている。

ルソーー「人民は自由ではない、奴隷である。人民は自由=選挙期間中だけ」

Posted on 2011年4月7日

・・・・・・・・・・・・
(全員協議会の質疑応答については、後日紹介したい。)