9月議会報告ー不当(私は違法と思っているが)な臨時職員の特別賃金カット
9月議会で補正予算の審議があった。
中心の議論は、臨時職員の特別賃金の全額のカットである。
私は以下のとおり不当を通り越して違法であると思っている。
記
朝霞市の職員の半数が臨時職員である。市政は臨時職員なくして回らない。
貴重が人的資源である。できる限り大事に扱っていくべきだ。
ところで、これまで臨時職員にも、半年毎に特別賃金(賞与)が
1・25ケ月年間2・5ケ月支給さていた。当然に3月議会でも
支給の予算は承認された。
しかしながら、朝霞市は、突然昨年9月の他の自治体の
最高裁の判決が週30時間未満の臨時職員には出せない
といっているとして、予算が通っているにもかかわらず、
特別賃金を全額不支給とた。不支給の合計は
約6,600万円円となる。
不支給者は、特別賃金対象者500人中408人が対象となり、
年平均約21万円弱のカットになります。対象者は保育園関係
116人、学校給食関係101人、交通指導員44人・・・・
みなさん、生活に余裕があるわけではなく、突然の21万円の
不支給は生活を直撃しているのではないでしょうか。
いきなり、不支給にしたのは、朝霞市だけといいます。
判例を口実に臨時職員という弱者から人件費をもぎ取り、
財源にしまったのではないでしょうか。
ところで、非常勤職員の賞与は年間2・5ケ月と確定
しています。賃金の後払い的要素があります。
判例が賞与が出せないといをならば、賃金を平準化して、
現在の賃金に加算して、例えば、時給850円の場合は、
1000円強とすれば事足りるものである。
また、長年6ケ月ごとの期間の繰り返して更新を継続している
臨時職員にとって、支給されるものと期待している。期待権の侵害であり、
損害賠償責任があるのである。
今回朝霞市は、特別賃金のカットで約6600万円の利益をえる。
これは、不合理な利益でばないか。
私は昨年の12月議会で、臨時職員の最低賃金を1000円と
引き上げた場合予算として、いくら必要かと質問した。
約5500万円強と答えた。
最低賃金を時給1000円に引き上げても1000万円以上のお釣りがくる。
予算計上した人件費をカットして利益を得るのは、人倫に反する。
早急に、賃金を平準化するために賃金を約2割あげることが正義に適する。
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賃金カットを含む補正予算に賛成した議員
進政会(6)
明政会(3)
公明党(5)
無所属議員(2)
合計16
賃金カットを含む補正予算に反対した議員
共産党(3)
元市民ネット(1)
小山(1)
合計5
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