家庭裁判所
Posted on 2011年11月18日 by 小山 香
東京家庭裁判所の家事調停に出かけた。
待合室は申立人、相手方それぞれ大部屋に
関係者が調停委員に呼ばれるまで待機
している。
当日は私の関係者は都合が悪く、
私一人だった。
待合室で自然といろいろな事件の
当事者のがいたことがわかった。
そのうち、多少気になる
当事者の会話が耳には入ってきた。
子どもとの面接交渉という
事件の当事者がいた。
通訳人もいたので
国際結婚の当事者だろうか。
具体的な事件の判断を
離れれば、
原則として、当然に
親子の面接交渉を認めるべきと
思っている。
子の成長に親の愛情は
なくてはならない。
ところで、私にはこんな事件もあった。
父親に、子どもと面会してください。
手紙を書いてください。
実現しなかった。
その結果、毎月養育料を送金しているだけの父子が続いている。
悲しい話だ。
口にはおそらく出さないだろうが
子どもも相当に傷ついていると思う。
こんなことを思いながら、
待合室にいた。