伊藤真著「憲法が教えてくれたこと」ー憲法と自己肯定感
Posted on 2012年7月13日 by 小山 香
人は生まれながら自由だ。こんな近代法の原理を高校1年のとき
だったか、知ったとき、生きる座標軸を発見できた。
日本の子どもたちは先進国の中で著しく自己肯定感が低い。
封建時代のような不条理な規範にがんじがらめになっている
からだろうか。社会全体が子どもから自由を奪っているような
気がする。
そんな中で、この「憲法が教えてくれたこと」は
子どもたちに自己肯定感をもたらすはずだ。
この本は、下記のようなメッセージを送っている。
記
「憲法は私を縛るルールじゃなかったんだ」
「憲法は普通の法律とは違い、弱い立場の人を守るために、
強い人たち、政治に携わる人や役所の公務員に向けられて
いるものだ」
そして
「何よりも『自分は今のまま』で十分にすばらしいのだ」
と
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私たちの行っている法教育の実践で今より、自信をもって
子どもたちの自己肯定感を育みたい。
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