• 最新記事

  • 「人権の風」新聞

    PDFで表示されます。

    第2号
    「子ども置き去り 35人学級ができない」他
    (2021/1)

    第1号
    「癒着・忖度を生む市長の5選 いいのか?朝霞市のため 刷新しよう」他
    (2021/1)

  • 記事一覧

    プロフィール
    小山の法律家・市民としての活動経歴をお知らせします
    まちづくり構想
    すべての人を置き去りにしない、しあわせ中心社会のまちに生きる
    日々思うこと
    小山が日々の生活・仕事の中で感じたことを自由につづっています。下記カテゴリー別にお読みください。
    憲法
    貧困と人権
    教育
    平和と共生
    議員活動
    その他
    メディア掲載情報
    新聞、雑誌等の記事に掲載された活動を紹介します
    法教育
    法教育についてのページ一覧です
    議会発言録
    朝霞市議会・担当委員会での小山の発言の一覧です
    ご連絡先
    小山へのご意見、お問い合わせ等の宛先です
  • カレンダー

    2012年10月
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    293031  
  • アーカイブ

日弁連人権大会第1分科会ー「どうなる どうする 日本の教育」

日弁連の人権大会に佐賀県に行ってきた。
毎年、各地で開催され、国体のようなものだ。
開催弁護士会は2年かかりで準備をする。
日弁連最大のイベントである。
私は、3分科会のうち
「どうなる どうする 日本の教育」
-子どもたらの尊厳と学習件を確保するための教育の
在り方を問う-
に参加した。

姜尚中氏が基調講演するはずだった。
欠席されたのは残念だった。
こういうときほど、人の真価が問われる。
是非、出席して、教育問題について
語って貰いたかった。

わが国の子どもたちは、危機的といわれている。
国連子どもの権利委員会がわが国の子どもたちについて
下記のとおり指摘している。

1 高度に競争的な学校環境といじめ・不登校・中途退学・自殺などの
問題
2 子どもの情緒面での不安定と親子間、親・教師間の関係不全の問題
3 子どもの貧困の問題
・・・・・
国連にまで、指摘されるとは、日本の教育問題には、自浄能力はないのだろうか。
いつも気になるのが、「高度に競争的な学校環境」について、どうすれば
いいのだろうか。それでは、競争をやめる合意はとれるのだろうか。
・・・・・
アメリカで落ちこぼれ防止法が作られ
これにに基づいて
教員に解雇を含む懲罰と学校の閉鎖を
行ったケースがあった。
そして、その試みは失敗だといわれている。
アメリカの学者に
大阪府の教育条例の英訳を示した。
学者は、大阪府の教育条例は、落ちこぼれ防止法
と同様な失敗をするという。
次のようにいっている。





・・・・・
教育は、定型的なものを作るものではない。
教員がすべての人格を子どもに投影して
子どもの人格の形成を助ける仕事であろう。
本来、教え方にマニュアルなどないはずだ。
あるとしても、教師が参考する程度のものだろう。
なぜかと言えば、弁護士も同じことが言えるからだ。
いろいろな弁護士がいる。
それぞれが、自分の人格をかけて、弁護活動をしている
と思っている。
形式的なマニュアルはあるとしても、
個々の事件にそれぞれ個性があり、
当事者の願い、思いは違う。
同様に子どもたちの学力、興味など
千差万別だ。
大阪府とか大阪市では教員志望者は減少しているそうだ。
私も、もし、教員になるならば、他の自治体で採用さたい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・