石原都知事と憲法について
石原都知事の憲法に関する主張と問題点は、次のとおりだ。
1 憲法は無効だから廃止
そうすると明治憲法復活?あるいは無憲法状態?どうやって新憲法を作るの
だろうか。この間の無数法律、行政行為、締結された条約はどうなるのか。
社会は、未憎悪の大混乱になってしまうのではないか。
2 徴兵制の導入
後記のとおり、世界の傾向では、徴兵制の廃止が進んでいるのにどうした
ものか。
現在、確か自衛隊員20万人だろうか。これに徴兵制の隊 員を加算するなど
すると、中国に次ぐ世界最大級の軍事国家になり、軍隊を維持するために
財政破綻し、社会保障どころではないのではないだろうか。
3 核兵器保有
広島・長崎の悲劇、そして、福島原発事故から、私たちは核の惨劇を体験
している。
世界の核軍縮を私たちが率先してなさなければならないのに、核兵器を
保有することは、どうしたものか。国際関係の緊張を煽り、核兵器の威嚇
による交渉に失敗した場合もう、日本の再生はない。消滅してしまう
のではないか。
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【歴史上、一度も徴兵制を施行したことがない国家】
オーストラリア、ニュージーランド、アイスランド、インド
【現在、徴兵制が施行されていない国家】
日本、米国、英国、カナダ、オーストラリア、フランス、イタリア、
スペイン.ポルトガル.オランダ、ベルギー、サウジアラビア、
ヨルダン、パキスタン、バングラデシュ、アイルランド
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