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「素晴らしい学校」とは、

下記の本を読んだ。目が潤む箇所が数ヶ所あった。

上記の本にいじめに関連して「素晴らしい学校」について、記載があった。
・・・・
     私(水谷先生)は、文部科学省の一人の役人に尋ねました。

     「あなたは、どんな学校が素晴らしい学校だと考えていますか?」

     彼は自信満々に答えました。

     「この国の明日をつくる優秀な人材を育てる学校です」

     私は彼にいました。

     「そのような優秀な人材を、あなた方がいかにたくさんの税金を

     投入してつくろうとも、そこからはみ出した多くの子どもたちが、

     非行や犯罪、不登校や引きこもり、自死をしてしまえば、その優秀な

     人材が生み出した富など、あっという間に消費してしまいます」

     彼は私に聞いてきました。

     「それなら、水谷先生は、どんな学校が素晴らしい学校

      だと考えているのですか?」

      私は即答しました。

      「すべての児童・生徒が毎日、今日は先生から何を学ぼうか、

       友だちとどうやって遊ぼうかと、楽しく通うことのできる学校です」

      この言葉に、数人の出席者から失笑が起こりました。

 

夜回り先生は、失笑をかっても、次のように主張します。

       もし学校が、すべての児童・生徒にとって、

       「勉強についていくことができて、自分の能力をきちんと

        評価してもらえ、友だちとの触れ合いの中で自らを磨くことが

        でみがきる」

        という楽しい場所であったなら、いじめなど決して起こるはずは

        ありません。
・・・・
いじめ問題は、子どもたちの学校の危険信号なのではないでしょか。

公教育の目的は、国のための優秀な人材の育成が目的ではなく、

それぞれの子どもの成長を目的とし、結果として、子どもたちが

国のためにも優秀な人材となると考えるべきではないか。

私たちの子どもたちが通う学校は、

勉強がわかり

先生が子どもの存在を認め

友達の触れ合いの中で、成長する

学校であって欲しい。

・・・・・・

もちろん、学校ばかりではなく、

この社会も

それぞれの個人が評価され

人々が相互の触れないの中で、成長する

ものであるならば、犯罪などもなくるのではないだろうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・