特別養護老人ホームの前に墓地は公共の福祉に反するのではないか(議会だより一般質問見出し原稿)
26年7月9日「広報あさか」8月1日号にのせる「議会だより」の編集会議があった。
私の見出しと原稿は以下のとおりである。
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(見出し)
特別養護老人ホームの
前等に墓地は、公共の
福祉に反するのではな
いか
(本文)
市内で墓園計画があり、一つは特別養護老人ホームの正面、 もう一つは認可保育園から 100m以内に設置予定だという。 市の条例では、 前記施設から 100m以上の距離制限があるのに、 市は焼骨の場合は、 事務処理要領によって制限が無くなるという。しかし、これは解釈を誤っており、 本来市長には墓地埋葬法で墓地経営許可について広範な裁量権を認められている。 2件の墓園計画について、市長は公共の福祉の観点から許否を判断できるのではないか。
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なお、ここでは市長の答弁は引用しない。広報あさか8月1日号を見て頂きたい。法令の解釈を間違って行っている。
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上記の見出し対し疑義ないし助言?があった。
A議員から上記の見出しについて4行は長い。
B議員から見出しを短くするために特別養護老人ホームの特別養護を削ったらどうか。
C議員から、見出しは議会に提出した一般質問の見出しにすべきではないか。
そうすると私の場合は、「墓地等経営許可等に関する条例等について」
にすべきという。
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私は次のように回答した。
表現の自由の問題である。上記の表現で問題がないのに変更を求めるのは、いかがなものだろうか。
市民に注目してほしいために見出しを工夫した。
議会に出した一般質問の「墓地等経営許可等に関する条例等について」よりも上記の「特別養護老人ホームの前等に墓地は、公共の福祉に反するのではないか」の方が私は優れた見出しと考える。仮に優れているならば優れた方を出したい。少なくとも内容に間違いがない限り書き手の表現の自由である。
この主張について賛同する議員もいた。
ところで、見出し中の「等」は保育園を含んだ趣旨である。広報あさか8月1日号に見出し3行の議員が4人いる。そこで、4行が長いのなら2文字削れば3行になる。「等」と「、」を削っても趣旨の変更はない。そこで、自発的に次のとおり削ることにした。
(見出し)
特別養護老人ホームの
前に墓地は公共の福祉
に反するのではないか
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会議が終わり、振り返って見るとA,B,Cはいずれも市長を支える与党?の会派のみなさんだった。
市長与党?会派とは、議長、副議長、監査委員、4常任委員会の委員長、副委員長、議会運営委員会そして、この議会だより委員会の委員長、副委員長を事前に談合?して割りふるものらしい。市長与党?会派は、市長提案には反対しないということらしい。
なお、この偏った委員会構成のため、民生常任委員会では、採決で与党?会派が少数になっており、市長与党?は磐石ではない。
因みに、朝霞市議会で24名の議員中、与党?会派は、進政会(6)公明党(5)絆(4)明政会(3)合計18と言われている。
ところで、二元代表制の下での与党?会派は、自殺行為と思っている。このことは別の機会に述べる。