「さあ、廃止に向けてまた民主主義始めなきゃ」~安全保障関連法案の強行採決に強く抗議っていうか むしろ拒否!~
「明日の自由を守る若手弁護士の会」の明るいアピールがある。後半部分を引用する。
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国会を包囲した皆さん。
勇気を持って議員にFAXを送った皆さん。
思い切って街でプラカードを手にしてみた皆さん。
まさか政治のことなんかで自分が涙を流すなんて、という思いで目を真っ赤に している皆さん。
言葉では言い表せないほど、悔しい。私たちも同じです。 「戦争法案」は成立してしまった。
でもまだ、自衛隊は「派兵」されていない。
まだ、自衛隊は一発も銃を撃っていない。
私たちには、まだいくらでもこの国の民主主義と平和を取り戻すチャンスがあり ます。
この国の行方を決める最終的な決定者すなわち主権者は、私たち国民です。 国民から逃げ続け、民意を軽視する議員さんに、私たちの想いを託すことは できません。
皆さんが、来年の参議院議員選挙で、国民の声を誠実に聞き、憲法によって しばられていることを深く自覚した議員さんをたくさん当選させれば、戦争法の 運用を止めることができます。戦争法を実行に移すための細かい施行規則の 作成も、派兵のための国会承認も、阻めるでしょう。
戦争法の廃止は、そこから スタートです。
立憲主義は破壊された?
民主主義は破壊された?
そうかもしれません。
もし、12万人で国会を包囲した時の高揚を忘れてしまうなら、もう終わりかも しれない。
もし、「ごめんね、がんばったんだけど」と子どもに言い訳をしてまた慌ただしい 日常に戻り、この数ヶ月のことを忘れてしまうなら、もう終わりかもしれない。
こんなことでは終われない!
終わらせるわけにはいかない!でしょう?
憲法12条はいいます。「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の 不断の努力によつて、これを保持しなければならない。」
69年前から、まるで今日のこの光景を見越していたかのようなメッセージは、 悔し泣きしてる場合じゃないよ、と私たちの背中をパシっとたたきます。
私と、大切な家族、そしてかけがえのない子どもの自由と、平和な明日を守る ために。
誇りある人間として、この国で生き続けるために。
さあ、今からまた、民主主義、始めましょう。
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