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4年間の総報告4 市教委議事録を改ざん 非公開理由をねつ造

< 小山は平成25年第10回朝霞市教育委員会の会議録について、出来上がりを待たずに情報公開請求で録音媒体を入手して会議の内容を聞いた。すると、補正予算等の審議が非公開にされていた。その理由は「個人保護の観点」からだと言っていたが、担当部署に非公開理由を尋ねたところ、非公開は求めていないということだった。私は、担当部署が求めていないのに市教委が非公開にしたことに疑義を抱き、平成25年12月議会の一般質問で質そうと考えた。 ところが、新たな問題が発覚した。出来上がった会議録では、委員長が会議で発言していない非公開理由「未だ意思決定過程の案件であること」が追加されていたのだ。さらに非公開への賛否の態度について、委員の沈黙を「挙手を求めたら、全員手を挙げた」と改ざんしたことも判明した。 議会で改ざんの事実を指摘したところ、あろうことか市教委は居直り、急遽臨時会を開催して、存在しない発言を「委員長は『未だ意思決定過程の案件であること』と発言した」ことにすると議決したのである。 大変あきれたことだ。市教委は、公然と虚偽の内容の会議録すなわち、虚偽公文書作成を議決したのである。 市議会は、市教委の虚偽公文書を是認することは出来ない。市教委に虚偽の会議録は虚偽公文書であるとして是正することを申し入れ、市教委は平成26年1月にやっと、虚偽部分を取り消し、事実通りの会議録を作成した。 市教委の一連の事態について猛省を求める。