小さな事件の終了
Posted on 2017年2月5日 by 小山 香
約2年半、小さな事件の被告側として弁護してきた。
本来、事件にならないものを原告は、事件にしたケースである。
一緒に音楽のイベントをやっていた仲間を横領とか、背任扱いをして
いきなり裁判を提起してきた。
原告の代理人は、ネットでみると「ずごい」事務所にのように見える。
弁護士が二人ついている。
しかし、訴状が稚拙だった。
訴状の問題点を指摘したら、請求が立たないことが分かり、訴えを取り下げた。
その後、請求の原因を変えて、再び裁判を提起した。
ここでも訴状の問題点を指摘してきた。
再び、請求が立たないことが分かり、今度も訴えを取り下げたいと打診をしてきた。
少なくとも訴訟費用は払うことと、もう再び裁判を提起しないことを条件とし、取り下げに裁判は終了した。
詳しい内容は、原告の代理人の名誉のためにこれ以上書かないことにしよう。
そういえば、近隣者訴訟が昔問題にされたことがあった。
この事件は、まさに近隣者訴訟である。
原告の裁判所を使った威嚇は功を奏しなかったことになる。