対話で共生社会をめざす(3)

「すべて国民は個人として尊重される。」

国民は、人ではなく個人として、尊重されるのです。

背の高い人、背の低い人、声の大きい人、小さい人、おじいちゃんも、おばあちゃんも、あかちゃんも、障害をもっている人も、つまり生きているすべての人を尊重する。つまり、人間の生命が一番大切だと宣言をしたのです。

今、世界中で70億の人がいます。全員が人間の生命が大切だと思っている筈です。もし思っていなければ、その人はおかしい人です。

人間の生命は大切です。しかし、もし食べるご飯がなかったら、みなさんは死んでしまいます。共生社会の私たちは、食べるご飯がない人には、人間として生きる権利を保障するのです。これを生存権といいます。

憲法25条を見てください。こんなことが書いてあります。

「すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」

生存権は私たちにとって、とても大切です。万一、病気しても仕事が無くなっても、最低限度人間として生きる権利があるということです。

憲法は、13条で生命を保障し、もしご飯がなければ、生きる権利としてご飯を食べる権利を25条で保障しているのてす。憲法は、私たちの存在を丸ごと認める、私たちの生命をみんなで支える、このように人権を保障しているのです。

 

今から9年前の12月、東京の日比谷公園に年越し派遣村という臨時の村ができました。