主文懲役3年、但し5年間執行猶予その間保護観察に付す
Posted on 2017年9月26日 by 小山 香
主文懲役3年、但し5年間執行猶予その間保護観察に付す
との判決があった。
被害弁償がなされていない。
今は、事件の内容に触れないことにする。
検察官が3年6月を求刑していた。
一般に3年を超える検察官の求刑は、
本音で実刑を求めるといわれている。
判決後、実刑を予想していたところ、
執行猶予がついたので
喜びを隠さない被告人に対し
裁判所を出るまでは、
我慢をさせた。
被告人は若年者である。
接見をする際に、
しばしば諭した。
神妙に聞いていたが、
どうだろうか。
彼の人生の中での
ほんの数カ月の弁護人としての
かかわり、
何かのときに思い出して欲しいね。
「人生は苦しみばかりかもしれない、
だから、盆と正月がある。
盆と正月を楽しむために
苦労がある」
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