• 最新記事

  • 「人権の風」新聞

    PDFで表示されます。

    第2号
    「子ども置き去り 35人学級ができない」他
    (2021/1)

    第1号
    「癒着・忖度を生む市長の5選 いいのか?朝霞市のため 刷新しよう」他
    (2021/1)

  • 記事一覧

    プロフィール
    小山の法律家・市民としての活動経歴をお知らせします
    まちづくり構想
    すべての人を置き去りにしない、しあわせ中心社会のまちに生きる
    日々思うこと
    小山が日々の生活・仕事の中で感じたことを自由につづっています。下記カテゴリー別にお読みください。
    憲法
    貧困と人権
    教育
    平和と共生
    議員活動
    その他
    メディア掲載情報
    新聞、雑誌等の記事に掲載された活動を紹介します
    法教育
    法教育についてのページ一覧です
    議会発言録
    朝霞市議会・担当委員会での小山の発言の一覧です
    ご連絡先
    小山へのご意見、お問い合わせ等の宛先です
  • カレンダー

    2025年7月
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    28293031  
  • アーカイブ

「震災及び原発事故法律相談」のお手伝い

弁護士会では、埼玉県と一緒に震災および原発事故の法律相談を
実施している。
相談場所は、県庁の中の行政相談のスペースを利用している。
電話相談も応じている。

原発の事故により、会社か休業しており、休業手当を貰っているが
減収分を東電か負担してくせれるのか。
津波にあった家が原発事故により、修理をできずに
ボロボロになってしまっている。
東電に補償をして貰えるか。
裁判を起こす必要があるか。
等々の相談があった。
近日中の損害賠償のガイドラインが確定し
また、裁判外の紛争解決制度も整備されるそうだ。

原発事故の広がりを考えると
原発のコストは、一番安いといわれてきたが、
無限に広がっていきそうだ。
子どもたちの健康の問題
水産物、農産物の汚染問題
まさしく未憎悪の損害の拡大に危惧を感じる

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「暮らしとこころの総合相談会」のお手伝い

 本日(8月11日(木))大宮に法律相談に行ってきた。

埼玉県が自殺予防対策で行っている事業である。

とくに、精神保健の専門家も別のブースで相談をやっている。

多重債務、生活保護、失業問題は

私の領域だが、

こころの健康相談は

精神保健福祉士、臨床心理士、保健師

が行う。

他所のブースの会話で強い口調の

相談者の態度に対しこころの専門家はじーっと忍耐強く

傾聴されていた。

全国の統計では埼玉県の自殺者の比率はトップクラスて低い。
こうした相談会が功を奏しているのだろうか。
弁護士会でもこうした活動を積極的に支えている
多くの弁護士がいる。
わたしは、そのような弁護士並に活動は困難であるが、
その活動の末席でいられることは、
小さな誇りである。
私の指針である
<個人の尊厳と共生社会の実現>
であるからである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

再びルソー「人民は奴隷である。人民の自由は選挙中だけ」

今日(8月10日)、午前9時から全員協議会があった。
>
議題の中に「公務員宿舎朝霞住宅(仮称)整備事業の再開について」
があったので、いろいろな予定をやりくりして、傍聴するために
廊下で、傍聴の手続きを待っていられた。
しかしながら、朝霞市議会の対応について
傍聴にこられた市民は、
フランスの思想家のルソ-がいっている
「人民は奴隷である。人民の自由は選挙中だけ」
を実感されたのではないだろうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
傍聴希望者と議会職員との間で
まず廊下でもめていた。
「7人の傍聴希望者を全員傍聴させて欲しい。」

「それはできない。5名だけです。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は、理解ができない。
会議室に空スペースが相当あり、椅子を2個用意するだけであるのに
5名に固執している。
(議会運営委員会で傍聴人を5名に取り決めたといっているが
私は知らない。)
どうして、一人でも多くの市民が傍聴することに
努力しないのだろうか。
だれのための議会だろうか。

・・・・・・・・・・・・・・
議長に対し、
「7名を傍聴させて欲しい」と
申し述べた。
議長は、
「5名で取り決めたからダメだ」
と言い張る。
権威ある議長なら、
次のとおりに進行すべきである。
「廊下に傍聴希望者が7名いらっしゃる。
部屋に今椅子が5つですが、あと2つ増やして
7つ椅子を用意し、全員のに傍聴をして頂く、」
と宣言すれば、誰も異議なと述べるものはいない。
約30分も空転することもなかった。
・・・・・・・・・・・・
しかしながら、議長には、7名を傍聴させる気がないので、
そこで、議長に対し諮って欲しいと提案をした。
議長は、当初私の意味が理解できずに
「全員協議会は、公開されていないところが多い。
公的な会議ではない。私的が会議である。
取り決めで5名ときめた。」
などと理由として整合性を欠いた回答をされた。

・・・・・・・・・・・・
議長がまだ理解されないので、
私は、再度分かりやすく説明をした。
5名に決めたとしても、会議体に諮って、
みなさんが了解するならば、7人を入れていいのではないか。
会議進行の手続をひとつひとつ説明したところ、
やっと議長は理解された。
そこで、やっと次のように進行した。
・・・・・・・・・・・・・・
議長
「傍聴人を5名にすることに異議はありませんか。」
小山
「異議あり」
議長
「それでは賛成の方は起立して下さい。」
公明党の議員
「ちょっと待ってよ。諮るならば、会派として態度を決めなければ
ならない。」
議長
「暫時休憩します。」
・・・・・・・・・・・・
公明党の議員5名は委員会室から退出した。
15分くらいして、戻ってきた。
・・・・・・・・・・・・
議長
「休憩前に引き続き会議を開きます。
傍聴人を5名とすることに異議はありませんか。」
小山
「異議あり」
議長
「賛成の人の起立を求めます。」
(起立した人)
進政会 6名
公明党5名
明政会3名
無所属2名
合計16名

(座っていた人)
共産党2名(3名中本日1名欠席)
市民ネット1名(藤井議員)
そして小山
合計4名
・・・・・・・・・・・・・・・・
ところで、全員協議会は、従前は、傍聴は禁止されていた。
手前味噌だが、会議公開の請願の紹介議員になり、
平成20年12月議会で会議公開の
請願が採択された。
賛成
公明党5名
共産党3名
市民ネット2名
無所属2名
小山
合計13
反対
進政会7名
明政会3名
合計10
・・・・・・・・・・・
今回は、どういわけか、7名の傍聴を認めて
頂けると予想された公明党5名、無所属2名
が7名の傍聴に反対し5名の傍聴に賛成された。
進政会、明政会は、従前からかたくなに議会の改革に
消極的なので、ある程度予想はしたが
公明党と無所属議員2名の投票行動は予想外だった。
いずれにしても
わざわさ、傍聴に来た方について、感謝すべきであり、
物理的制約が
なければ、
できるだけ傍聴を認めるべきではないか。
私は、諮れば、7名の傍聴が可決される考えたが・・・・・、

傍聴希望者はルソーの「人民は奴隷である。人民の自由は選挙中だけ」と
実感されてしまったのではないだろうか。
・・・・・・・・・・・・

4月7日のブログに下記のとおり、すでにルソーについて触れている。

ルソーー「人民は自由ではない、奴隷である。人民は自由=選挙期間中だけ」

Posted on 2011年4月7日

・・・・・・・・・・・・
(全員協議会の質疑応答については、後日紹介したい。)

自転車の公共化の実験

昨日(8月4日(木)は、裁判のために東京地方裁判所立川支部に行ってきた。
10時過ぎに最寄りの駅についた。

こんなところにレンタサイクルがあった、

看板をよく見ると

無料のレンタサイクルである。

3年前、斬新な無料レンタサイクルをフランスのパリで見かけた。

その後日本でも先進自治体でやりだしたと聞いていた。

なるほど、この自転車を使って、裁判所に行って来れば、

楽ちんである。
早速貸してもらった。
手続きは一切なし
鍵もない。

係の人に尋ねた。
<自転車が盗まれても、気にしなくてもいい
そのうち見つかる>

久しぶりに自転車を漕いだ。

じきに立川支部についた。

大きな建物だ。

駐輪場に自転車を置いた。

裁判をやって、また元来た道をもどった。

最初の駐輪場に自転車を戻した。

・・・・・・・・・・・・・・

自転車と駐車場の問題

自転車と窃盗の問題

この問題の解決に

自転車の公共財化は、

検討に値する。

たいていの家庭に自転車がある。
少し駅まで遠い。
バス停が近所にない。
そのような事情で駅前に
駐車場を設けても、
満杯になっていたり
利用料金にこだわって
駅前周辺に不法駐車をする。
放置自転車と思って
つい「使用」窃盗をしてしまう
人もいるかも知れない。
自転車を公共物として
みんなで利用し合えば、
放置自転車の問題は
少なくとも起こらない。

いかがでしょうか.

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

基地跡地の歴史調査報告会

7月31日(日)、朝霞市公園整備課の主催する基地跡地の歴史
調査報告会があった。
図書館の視聴覚室に立ち見がでるほどの盛況であった。
中学生も来ていた。

市民からもこのような調査を今後も継続して充実してもらいたい旨の
沢山の発言があった。

これが、健全な市民の感覚だろう。

しかしながら、朝霞市議会では、健全な感覚は少数のようである。
また,請願の際の朝霞市の文化財課の見解も価値はないと
上記報告会の学者の見解とに相当のズレがあった。

市議会に上記のような趣旨の請願を出したことかあった。

件名 基地跡地の歴史的遺産調査の件

理由
基地跡地には、歴基地跡地の歴史調査報告会史的遺産(太平洋戦争、朝鮮戦争
ベトナム戦争)があります。これは現在および後世
に伝えて行くべく貴重な遺産です。何らかの開発が
行われる前に関係者に調査を求めてください。
・・・・・・・・

平成21年の12月議会において、6対17で否決された。

この市民の請願に対し
賛成したのは
共産党 3
市民ネット2
小山 1
合計 6

反対したのは
進政会 7
公明党 5
明政会 3
無所属 2
合計17
・・・・・・・・・・

反対討論
進政会の船本祐志議員

私(船本)は、基地跡地の歴史的遺産調査の件についての請願に、

反対の立場で討論をいたします。
 建設常任委員会では、基地跡地内の視察をいたしました。

跡地内には、崩れかけたかまぼこ兵舎と倉庫など幾つかの

建造物が残されておりました。

このような建造物をどう見るかは個々人の価値観によるものと思いますが、

私は、長い時を経ている建造物ではあるが、

歴史的遺産としての価値ある建造物ではないと感じました。

 また、文化財課でも調査した結果、

文化財的価値が認められるものではなかったとの報告もあり、

現状では調査の必要はないものと考えております。

 よって、この請願に反対をいたします。

・・・・・・・・・・・・・・・

賛成討論

小山

遺産というのは相対的な価値観ではないですか。

(価値がないとして)城を壊したり、それは後の歴史から残念がるではないですか。

少なくとも今、かまぼこ兵舎とか倉庫とか、建物があるわけでしょう。

それは、ある人は(価値が)ないという判断もする。

ある人は、ないという判断をする。

 そこで、皆さん、この請願、調査を求める。

調査の結果、建物がないが価値がないとされたら、

それはしようがないという請願である。
 貴重な歴史的な建造物かどうかもわからないものについて、

我々が判断していいんですか、素人が判断して。

それは専門家の先生が判断すべきでしょう。
 私は、この請願を出すときに、今、中学校で教えている先生が

残したい。あるんだと言っていた。

あの痕跡を残すべきだ。
専門家の先生がおっしゃっている。

したがって、私は、我々議員は謙虚になるべきである。

この請願は、何も残せと言っていない、調査してくださいという。

だれもこれは迷惑かけない。

にもかかわらず、調査もするなというのは、私は我々の持っている能力を超えた判断である。
 今の子供たちはよく言うではないですか、

<死んだって生き返るとか。>

それはなぜか。バーチャルな世界にいるわけでしょう。

そういう子供たちをアナログの世界に戻すためには、目に見えるもの、

これがベトナム戦争のときに築いた人たちがいたところなんだとか、

これが米軍の表示だとか、それでもって先生は授業できるでしょう。

それでもって、朝霞市は結果的に朝鮮戦争、ベトナム戦争、
幸い私たちは憲法第9条があって、

我々の国の自衛隊は、過去一人も殺しておりません。

もしなかったら、朝霞市の、日本の人たちも傷ついていたかもわからない。

そんな意味では、戦争遺産というのは戦後の日本の平和の象徴でもあるんですよ。

したがって、そういう平和の象徴でもあるようなことが少しでも残っているんだったら、

少なくとも調査して、先ほどありました写真でも撮ったらどうなのか。

少なくとも写真で撮って、それを後世の子供たちに最低限度残したらどうかということを

我々議員が考えるべきだろうと思います。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・

賛成

田辺淳議員

私も、この請願に賛成の立場で討論します。

先ほどの委員長報告にあった生涯学習課の文化財課の担当のほうから、

評価するものがないかのような報告があったということに非常に残念に思う。

県として近代遺産を今いろいろと登録を始めている。

朝霞市の近代遺産をやはり登録をしていく時期だ。

そういう中で、それが価値があるかないかを、
(文化財課が)そんな拙速に決めていいものか。

過去にも文化財課の担当が、今国の重要文化財になっている
旧高橋家住宅、これを解体することにゴーサインを出していた。

議会として残そう、残すべきだという話になって、調査をかけて、
調査をしたら、

実は非常に重要なものだった。

重要文化財に指定されたわけです。
それにしても、調査ぐらいするのは当然だ。

ぜひ執行部も、請願のこの結論がどうであろうと

何らかの形で記録保存をするような形は最低でもとるべきである。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7月2日文化財課に架電をした。
文化財課→
←小山
←日曜日の基地跡地の歴史調査報告会に文化財課の職員は
みえましたか。
→誰も行っていません。
←基地跡地の歴史的建造物、生き証人の証言の保存
に関心がないのですか。
→関心がない。
←専門員は何人いるのですか。
→6人いるが一人休職中
←朝霞には伸銅工場あり、その関係の水車小屋があっりしたとか、
5人の専門員の方々と、朝霞市の近現代の歴史の保存を議論
することはないですか。
→ない。
・・・・・・・・・・・・・
市役所の専門部署も朝霞市の近現代の歴史に興味がない。
なんということなのか。
適材適所ということばがある。
だれでもが、博物館の業務をできないようだ。
学芸員とかいう資格がいるそうだ。
文化財課には適材を配置している筈だ。
しかしながら、そのような資格があっても、
近現代の歴史の意義を理解されず、
傍観されているようだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

地方議会の多数に対し一人会派を護ってくれるのは憲法だ。

わたしは、朝霞市議会では一人会派であり、他の議員の賛同が
ないと多数決では負ける運命にある。
しかしながら、採決で仮に破れるにしても
一人会派も二人以上の会派と差別することなく、
発言の機会を与えて欲しいと主張している。
なぜならば、議会における本質は、
少数者にも自由な討論の機会の保障である。
保障しないということは、少数者を尊重しないということだ。
ところで、国政は大きな枠組みで政治を行うことは、合理的な面がある。
すべての個々の議員の地位をあらゆる面で平等に保障することは
限られた時間の制約上、困難である。
しかしながら、基礎自治体の市町村議会において、
通常年間約40日前後で、わずか24名の構成員である。
なぜ、大きな会派の人たちは、国会と同じ扱いを機械的に
行おうとするのか、合理性のないことは明白だ。
・・・・・・・・・・・・・
現在、代表者会議を正式な法令上の会議するための協議を続けている。
その際、大きな会派の意見は二人以上を会派として、
1名の会派は認めないといっている。
・・・・・・・・・・・・・
大きな会派の人たちは、ここで多数決を持ち出す。

しかしながら、多数決で一人会派を認めないのは、憲法違反であると主張している。

大きな会派の人たちは、多数決は、議論を尽くした上に一応の
決着を付けるための手段であることをわかっていないようだ。
多数決は正しいことを証明するのではない。
そして、多数決でも奪えないものがある。
これが人権である。
議員は、住民の参政権の行使の担い手である。
全会一致の代表者会議の構成員を認めないのは、
不合理な参政権の侵害である。
なんどでも強調する。
わずか24名の基礎自治体の議会である。
町内会でも構成員は24名を超える。
町内会では、会派など存在しない。
みんなが参加するのが自明のことであるからである。
24名の基礎自治会において、なぜみんなが参加するのが
あたり前といわないだろう。
一人会派を認めてどのような
弊害があるのだろうか。
私は大きな人たちに、一人会派を認める弊害を
質問しても未だ回答はない。
弊害なと存在しないのである。
むしろ、一人会派を認め、討論に参加させることにより
民主主義の基盤がより強固なものにめなるのである。
・・・・・・・・・・・・・・・・
ところで、大きな会派のある人たちは、私に対し、
憲法の主張とか、憲法違反との主張は
やめるべきと忠告される。
しかしながら やめれば、一人会派は大きな会派に埋もれてしまうことは自明である。
少数者である一人会派の私を守ってくれるのは、憲法である。
因みに
私は現在、
埼玉弁護士会の憲法委員会事務局長
日本弁護士連合会の憲法委員会委員
関東弁護士連合会の憲法問題に関する連絡協議会委員
である。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

子どもの悩み弁護士相談会

私が所属している埼玉弁護士会法教育プロジェクトチームは、下記のとおり
子どもの悩み弁護士相談会を行います。

上記の企画の対象のお子さんに参加を勧めて頂ければありがたいです。

トラブル解決のプロを自称する私たち弁護士が解決の糸口を一緒に

みつけます。

お気楽にご参加ください。

企画終了後、弁護士事務所訪問を企画しています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

大川小学校の銀河鉄道の壁画が痛ましい

7月7日大川小を訪れた.

石巻市の大川小学校の校舎は無残に損壊していた。

プールの壁だろうか、壁画がかろうじて残っていた。

74名の子ども、10名の教師が津波に呑み込まれた。

痛ましい悲劇である。

(あの世があるか、どうかわからない。しかし、

ここではあって欲しいと願った。)

未来に希望をもった子どもたちと、

子どもたちの大好きな先生が

同行して、銀河鉄道に乗って、

銀河を旅していると信じたい。

おそらく、わいわい、がやがや

騒々しくて、他の乗客に

迷惑をかけて、いるかも知れない。

それでも乗客は、元気な子どもを目を細めているだろうか。

そんな、子どもたちが、星座から

私たちの子どもに向かって、

「雨ニモマケズ 風ニモマケズ

雪ニモ 夏ノ暑サニモマケヌ

丈夫ナカラダヲモチ・・・・・・・・・・」

励ましていると想像したい。

みなさんのご冥福をお祈りします。

なぜ大川小学校の裏山がありながら、ここに避難をさせなかったのか?

これが、保護者の疑問である。

私も現地に行って、まず裏山を登ってみた。

容易に登れた。

しかしながら、おそらく校長不在で全校生徒を指揮命令の

任に当たっていた教頭は、裏山を登ったことがなく、

決断できなかったろう。

この校庭で、約40分間、教頭をトップにどうしようと衆議していただろう。

他方、校舎に設置してある防災無線は「津波が来る。高台に逃げろ」と

繰り返し放送をしていた。また、子どもを迎えにきた保護者からラジオで

「大津波が来るから山に逃げて」といっても、聞いてもらえなかった。

やっと避難先を決めた。北上川のたもとの少し高くなったところだそうだ。

現地で探したら、ここだろうか。仮にここでも水没しており、被災していた

かもしれない。

子どもたちが、避難先目指して裏山に沿って進行していたところ

3時37分津波がおそったのである。

丁度、裏山に沿って歩いていたので、津波がきてとっさに、

裏山に駆け上がった子どもは難をのがれた。

ところで、この校舎は、旧川北町が建設した。

後でわかったことであるが、事前に決めるべき避難先の

指定もなかった。

避難訓練もしていなかったと思われる。

町村合併の弊害がある。

石巻市に合併して効率は良くなたかもしれない。

しかし、きめ細やかな行政ができず、

避難先の指定の点検

避難訓練の実施の確認

などをなおざりにしていたのではなかろうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この件で私が教員だったら、どうしていたか。

想像してみることがある。

なかなか、教頭が決断を出さない。

防災無線が避難を呼びかけている。

ラジオで高台に逃げろと言っている。

現在、教員は、通達やらなにかで、

何も言わない、あるいは言えない

状態になっているのではないだろうか。

現地で、ありったけの声で

「何をやっているんですか。

裏山に避難させてください。」

と叫ぶことができたのだろうか。

あるいは、処分覚悟で

「私のクラスの子どもは、裏山に避難させます。」

といって、別行動をとる勇気があったろうか。

地震の揺れは、これまでに体験をしたことのない相当の揺れだった筈だ。

子どもたちが、震えている。

そんなとき

わたしたちは、どのような行動がとれるのだろうか。

緊急避難の行動をとることができるのだろうか。

大川小の悲劇は、検証して欲しい。

どうすれば、よかったか。

あらためて、なくなれれた子ども、教師のご冥福を

そして、未だいらっいしゃる行方不明者の発見を

お祈りします。

障害者支援施設「すわ緑風園」訪問

先日、和光市にあるすわ緑風園を訪れた。
以前は知的障害者厚生施設といっていたが、
現在は障害者支援施設と名称が変わった。
平成2年に開設され、20年が経過した。
擁護学校を卒業した人の受け皿であり
開設以来在所している人もいる。
この施設では退所ということを
予定していないので、入居者の高齢化が
問題になっている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
定員が50名のところ
職員は31名いる。
さらに
近似支援員2名
臨時看護師1名
調理員7名
洗濯・清掃員2名
が配置されており、他の施設は知らないので
住居スペースの狭いと思う点を除けば
大きな問題点は、ないと思われた。
私は次の質問をした。
週末に家族の元に引き取られる人がすくなっなんでいることであるが
この施設に家族が訪問して泊まれる施設はあるか。
ーありません。
大変な使命をもってこの職種を選択されたと思いが、
職員のリフレッシュのためにこの施設以外に出向とか配置転換はないのか。
ーありません。
この施設の待機者は何名で、そのうち深刻な方はどの程度か。
ー15名で深刻な人はその半数くらいである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
保育園の待機者
特別擁護老人ホームの待機者
そして、この施設にも待機者
がみえた。
保育園の待機者の解消には
力を入れているようだか、
他の施設の待機者の解消には
国も自治体も熱心ではないようだ。

6月議会報告ー学校給食のお米に地元農家から購入へ

6月議会で、学校給食を取り上げた。

朝霞市では、従前センター方式であるところ

富岡市長のマニュフェストにより

まず5小、次に4小に自校式の給食が行われている。

机上の議論では、予算のことを考えなければ、

自校式の方がよいことは自明である。

問題は、センターと各学校が近い朝霞市で

学校のスペースを潰して、さらに予算を増額して

自校式を拡大することが妥当であるか、検証すべきである

と提案した。

現在のところ朝霞市は、自校式はセンター方式の検証を

行っていない。

検証すると約束されりので、今後の結果を待ちたい。

ところで、この問題の過程で、学校給食に地元のお米を

購入して欲しい旨、提案したところ、購入すると約束して頂いた。

地元の農家と学校がこれまで以上に提携し、

児童が田植えをしたお米を給食で食することを期待したい。