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人体実験ー裁判員制度

いよいよ5月21日より裁判員制度が始まる。

大げさにいえば,人類史上他に例をみない制度の実験である。

英米では,陪審制が,ヨーロッパでは参審制がある。陪審制,有罪無罪を決めるだけ,

参審制は職域から代表がある任期の期間,裁判官として関与する。

日本の場合は,1回きりで,義務教育を終えていればよい。有罪無罪のみならび量刑も

関与する。

裁判員制度は,死刑とか重大犯罪を対象としている。

死刑対象事件の場合,死体を見たり,犯行態様は,想像を絶するものがある。

義務として裁判員にならなければならない人にとって,終生忘れることのない

衝撃とならないのだろうか。

多数決で死刑を選択し,死刑が執行されな,後に冤罪となった場合,

大変悲惨なことにならないだろうか。

人間の生きる死ぬの場面に善意のアマチュアを裁判員として求めるのは,疑問である。

市民を司法に参加させてふさわしいのは,行政事件などで,市民と行政との言い文を

聞いて,どちらが妥当かの問題なら適格であろう。

ちなみに韓国でも一足先に裁判員制度江導入されたが,被告人選択権がある。