ある接見
議会の一般質問が終わり、急いで遠くの警察に接見に行く。
ーあなたは記録では、同じことを繰り返しやっている。
起訴猶予、罰金、執行猶予の裁判
どうして、やめられないのか。
意思が弱い。
ー多くの人たちは、やらない。
(沈黙)
ー意思の問題以前に、人に迷惑をかけないといっことを小さいころから学んでいる。人に迷惑をかけないことはできないのですか。
できる。
ーあなたの唯一の家族も、もうかかわりたくないといっている。人に対し迷惑をかければ、失う。
天涯孤独になった。
ーこれでいいですか。あなたは不遇な環境で生育したようた。気の毒だ。でも、誰からも感謝されない。多くの人に迷惑をかけている。
こんな対話をして、今度社会に出たときは、失効した運転免許を再取得し、人の役立つ仕事をしたいと言ってくれた。
ーこれからどうするのですか。
ホームレスになります。
ー今は、ホームレスにならなくてもいい、どこに行けばいいですか。
市役所に行って福祉の相談をすることなどをアドバイスをした。
地元の会社が場合によったら、雇ってもいいといっていた。但し運転免許が必要。
無理かな、とりあえず、社長に報告することにした。
自宅に戻ったのが10時を過ぎていた。
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