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私の少数意見(請願ー喫煙場所の移動の善処)

下記の請願の紹介議員になり、議会において後述のとおり少数意見を述べた。

                                                          記

件名   市役所正面玄関脇の喫煙スペースの移動の善処を求める件

要旨  市役所正面玄関脇の喫煙スペースの移動の善処を求める。

            市役所正面玄関は、朝霞市の顔であります。多くの人々が

            この玄関を利用します。喫煙場所として妥当ではないと思

           います。 よって、喫煙スペースの移動の善処を求めます。

・・・・・・・・・・・

 賛成、

          私と一人の無所属議員の合計二人

反対、

          進政会、明政会、公明党、共産党、一人の無所属議員の

   合計十九人

棄権、

           市民ネットの二人

・・・・・・・ 

進政会の請願採択の反対意見

公共施設には、健康増進法により、利用者に対し受動喫煙を

防止することが求められている。

玄関脇の喫煙場所の苦情は年間1件程度ある。

喫煙者の態様も充分配慮しなけれはならない。

ところで、たばこ税は朝霞市の税収は約6億5000万円弱である。

埼玉県では受動喫煙ゼロの施設づくりを進め、

全面禁煙の施設の募集し、認証しているところであるが、

市役所の庁内の屋内だけは全面禁煙であり、

認証は受けていないが、県下では厳しい方でなので、

本請願には反対である。

 

共産党の請願採択の反対意見

この請願は市役所の正面玄関は喫煙場所として妥当ではないと

いっているが、

現に市民がこの場所で利用しており、現状で場所として

ふさわしくないとはいえない。

本請願には反対である。 

 

小山の請願採択の賛成意見

忌野清志郎の「ぼくの好きな先生」という歌がある。

   たばこを吸いながら いつでもつまらなそうに

   たばこを吸いながら いつでも部屋に一人

   ぼくの好きな先生

   ぼくの好きなおじさん

   たばこと絵の具のにおいの  あの部屋にいつも一人

   たばこを吸いながら キャンパスに向かっていた。

忌野清志郎が若くして亡くなられた。もしこの先生が

たばこを吸っていらしゃらなければ

喉頭ガンにならずに長生きができたのではないか思ったりする。

 

たばこは止めることが困難な商品である。

現在の喫煙者に対し、禁煙を求めることは困難である。

問題は現在の非喫煙者てある、これからの子どもに対し防煙、

たばこから遠ざける必要がある。

学校の敷地が全面禁煙になり、そして保健所の敷地も

全面禁煙になった。

 

ところで朝霞市の路地喫煙防止条例の本文では、

玄関脇では本来たばこは吸えないのである。

 

いずれにしても玄関脇に喫煙所を設けていると

市民が市役所に来るときに、たばこを吸っている姿が否応なしに目に入る。

  禁煙をした人、未成年者に配慮が必要ではないか。

  また天候によって、たばこの煙は玄関まで漂ってくるので

  特に幼児には間接喫煙させるべきではない。

 

そこで現在たばこを吸っている人には、市役所の駐車場の車一台分位の

分煙スペースを設け、ここに、喫煙場所を移動すれば共存できる。

参考例として大阪府四條畷(しじょうなわて)市の市役所の喫煙場所を紹介する。

四條畷市は平成15年9月1日から、分煙場所を市役所玄関から離れた

駐車場内に設けた。

下記参照

大阪府四條畷市喫煙場所

大阪府四條畷市喫煙場所

以前は週刊誌に映画俳優がたばこを吸っている広告があった。

青少年はそれを見て、早く大人になって吸いたいと思った。

 今は広告は禁止されているのである。

 

みんなが公共広告禁止の努力をしているのに、

市役所で一番目につくところに喫煙場所を設けることは、

子どもたちにたばことの親和性が生じてしまう。

この請願は、こうしたことから、禁煙場所を

駐車場などに移動を求めるもので、

喫煙者との共存をはかるものである。

本請願に賛成である。