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主権者教育(1)ーはじめよう小さな社会からー

主権者教育は、大きな社会である国の政治を対象としている。しかしながら、子どもたちにいきなり、国の政治に関心を持ちなさいに言っても戸惑うのではないだろうか。小さな社会において人権意識を育み、対話と傾聴による表現の自由、「きまり」は変えられることなどを体験することで、子どもたちの中にいわゆる主権者意識が醸成されていくと考える。とりわけ弁護士は在野の法律家として人々に寄り添っている。まずは、小さな社会の小さな主権者である子どもたちに寄り添う主権者教育からはじめよう。

28年6月議会一般質問

私の6月議会の一般質問は以下のとおりである。

1 主権者教育について
(1)学級・学校の課題の取り組み
(2)教育の政治的中立性
(3)実際の選挙の時期に合わせて実施する模擬投票

2 朝霞市の魅力・活性化と附属機関等の管理について
(1)現状と課題について

3 市制施行50年、さらなる50年を目指して
(1)朝霞市の漢字の当て字の検討について
(2)公立小中学校の名称の検討について
(3)市民から記念のイベント案の募集

4 児童手当まとめ支給の分割支給
(1)現状と課題について

5 奨学金貸付について
(1)現状と課題について

6 生活困窮世帯子ども学習支援について
(1)現状と課題について
・・・・・・・・

明日を決めるのは私たち-6.5参院選で野党勝利 憲法を守る国会へ

全国総がかり大行動が
6月5日(日)午後2時からあった。

国会前、農林省も一杯だったので、日比谷公園のステージに行った。

スピーチの中でシールズの寺田まどかさんのスピーチが分かりやすかった。

繰り返される沖縄の怒り

今から20年以上にも前、米軍関係者による事件があった。
下記のとおり県民集会が開催された。

幾度となく繰り返される、米軍関係者の犯罪。

軍隊というものは、構造的に犯罪を内包しているのではないか。

当時、弁護士会の委員会でこの趣旨の問題を議論していた。ある弁護士が、こんなことを言った。

どうして米兵はこんな犯罪を犯すのか。

戦争がこんな犯罪を生むのではないか。

などといっていた。

軍人になるということは、人間の粗暴性を極端にまで引き出すことだ。

生きるか、死ぬかだ。相手の人権を考えている暇などない。

そんな戦争の準備行為とか、戦争が人間から理性を喪失させているのだろうか。

アメリカは、そんなことを知ってか。外国に米軍を駐留するとき、外国との間で

地位協定を結ぶ。

自国の兵士の犯罪に対する、重罰を守るために機能しているようだ。

沖縄の人々が米軍の駐留にNOといっても、沖縄に押しつける政府である。

沖縄の県民の意思を無視して米軍の駐留を押しつけるのは、憲法95条の
特別法の住民投票手続きに違反するのは明白だ。

ある判決

今日、高齢者の被告人の刑事事件の判決があった。
100円の万引き事犯である。
求刑3年6月のところ
2年10月の判決。
ちょうど今日が被告人の誕生日だった。
傍聴席は、誰も心配する人もない。
正真正銘の天涯孤独の人である。
ホームレスになっている被告人にとって
刑務所は、今より環境が良いことになる。

知能が低いようだ。IQ30とか40だそうだ。
人生の大半が刑務所ぐらしだ。
重い病気を抱えている。

被告人からは
国民学校
軍需工場での奉仕
空襲の怖さ
など
を接見で聞いた。

法廷から出ていく被告人を最後まで見送った。
天命は、「シャバ」で全うしてほしい。

大きな犯罪と小さな犯罪

憲法記念日に読売新聞を買ってきた。
憲法記念日と題する社説は以下のとおりだ。
・・・・
国民主権、平和主義、基本的人権の尊重の3大原則を堅持しながら、21世紀にふさわしく、多くの目的課題に的確に対応できる憲法にしていく必要がある。
集団的自衛権の行使の限定容認のような現行憲法の枠内の見直しは、政府の憲法解釈を変更し、国会の法律制定で担保できる。
枠外のものは、憲法96条の改正手続きに則って改正する。
こうした取り組みは、まさに立憲主義を体現するものだ。
・・・・
ものはいいようだ。しかし、読売新聞社説は安倍政権の見解を当然のごとく踏襲しており,詭弁といわれてもしかたがない。
言論機関が、政府広報のようになっていいのだろうか。

憲法の字句を変えないで、昨日までの赤信号が、今日は青信号になる。赤と青は全く異質だ。今日の青が正しければ、昨日の赤は誤りだったと誤りを認めるべきだ。
認めないのは、やはり詭弁と言われるのを甘受しなければならない。

法律のある本にこんな例が上がっていた。
ある者が牛を盗んだ。ある者は裁判で牛の窃盗を否認した。その弁解はこうだ。
しかし賢い裁判官により、あるものは詭弁を自白した。

(ある者)私は牛を盗んでいません。縄を取っただけです。

(裁判長)縄の先に何があるのか。

(ある者)牛が繋がっています。

・・・・・
社説と政府見解を噛み砕くと、次のようななる。

(政府)  憲法に違反していません。平和法制を作っただけです。

(憲法審査会学者) 自衛隊が海外で武力行使をするのは、なんというのですか。

(政府) 戦争です。

・・・・
ところで、今、約100円の万引き事件をやっている。
高齢者で身寄りがあり、ホームレスをしていて
お腹ですいて、やむなくカップ焼きそばを万引きしたのである。

常習累犯窃盗で起訴されているので、最低3年の懲役になる可能性がある。

政府が大きな憲法違反という大きな犯罪を侵しても、大新聞も政府を擁護する。

100円の万引きでは、検察官は厳しく被告人を責める。

何か矛盾を感じながら弁護をしている。

注目の衆院北海道5区補選の候補者第一声だ。

池田候補

和田候補

・・・・・・・・・
この第一声を聞いて、いかがであろうか。

体験を通じて必死に生きる人々に手を携えたいという候補

著名な妻の血縁にただ乗りして、突然、政治家を志す候補

松山千春「安保法制 憲法違反!」のスピーチ 

松山千春氏の平成27年9月19日(参院で安保法制が可決された日)下記の「安保法制 憲法違反!」のスピーチはわかりやすい。

「あなた方が、守らなくてはならないのは、国ですか。国民のいのちですか」

3月議会において、集団的自衛権の行使容認を認める市長と保守系議員らの発言があった。

これに関連して、夜回り先生(水谷修氏)の以下の発言を引用したい。

・・・・・・・・・・

夜回り先生は、今!

自民党武藤衆議院議員の発言について

2015年8月 4日

自民党の武藤衆議院議員が、ツイッターで、十代二十代の若者たちの

グループが、現在国会で審議されている安全保障関連法案に、

反戦平和主義の立場から、反対運動を繰り広げていることに対して、

国家の存続や平和に対する「利己主義的態度」だとして、批判しました。

 

これは、完全に武藤衆議院議員が、間違っています。

本当の「利己主義的態度」を取る若者は、デモもしなければ、

声をあげて反対を表明することもしません。ただ、知らんぷりをし、

現在の享楽に身をゆだねます。

 

彼らは、この国の明日を真剣に考えているすばらしい愛国青年たちです。

武藤衆議院議員が、本当にこころある議員であるなら、ツィッターで

このように無造作に侮蔑のことばを投げ捨てるのではなく、

彼らのところに出向き、彼らの意見をきちんと聞き、

また自分の意見もきちんと話すべきです。

哀しい人です。

 

ちょうど4年前です。私が父のように慕う日本を代表する俳優の

ご夫婦と、若手の自民党の議員の方々と会食していました。

話題が、尖閣列島に於ける中国船舶の不法侵入の話になった

ときに、一人の議員が、

 

「法律を改正し、自衛隊を送り、武力を持ってしても、中国船舶を

追い返し、国土を守らなくてはいけない。これでは、日本の名誉が

損なわれる」

と一言言ったときです。

 

彼は、「君が、行くのかね。もし、そこで、一発でも銃弾が飛べば、

戦争が始まる。そして、自衛官の命が失われる。それでもいいのかね。

君に聞きたい。

 

君たち国会議員が、守るのは、国家の名誉なのか、

それとも、国民一人ひとりのいのちなのか。

君は、何もわかっていないようだ。

私は、あの戦争を体験している。どんなことがあっても、

二度と戦争はしてはいけない。

名誉なんてものは、一度失っても取り戻すことは出来る。

でも、いのちは一度失われたら二度と取り戻すことが出来ない。

帰れ」

 

この議員は怒って帰りました。

彼の名は、菅原文太さんです。

 

国があって国民があるのではなく、国民があって、はじめて国がある。

今、この発想が多くの国会議員のあたまの中から消えているようです。

これを文太さんは、教えてくれました。

 

戦後70年、私たちの国日本は、一発の銃弾を他の国の人に撃つことなく、

また国民が、ただの一人も戦争によっていのちを奪われることなく、

現平和憲法の下で現在の繁栄を築いてきました。

その事実が今や忘れ去られようとしています。

 

それでも、国際情勢の変化や他の国からの要請の中で、自衛隊を設立し、

また憲法との法的安定性を保ちながら「PKO」にも協力してきました。

それが、今大きく揺らいでいます。

 

そのような動きに対して、必死に声をあげた若者たちこそ、

今最もこの国の明日と世界平和を深く熟慮している

すばらしい若者たちです。

それを「戦争に行くのがいやだから」などと、

「利己主義」と切り捨てる。

 

これは、かつての戦前の軍国主義の再来を感じます。

今は亡き菅原文太さんにかわり、

武藤議員および、すべての国会議員に聞きたい。

「あなた方が、守らなくてはならないのは、国ですか。国民のいのちですか」

・・・・・・・・

私も市長および保守系議員に聞きたい。

「あなた方が、守らなくてはならないのは、国ですか。国民のいのちですか」

独 ワイマール憲法の”教訓” なぜ独裁が生まれたのかー報道ステ-ションより

昨日の報道スティションは、観る価値があった。

ヒットラーは、
独裁を 決断でとる政治
戦争の準備を 平和と安全の確立
という。

ゲーリンクは、
国民は指導者たちの意のままになる。

自分たちが外国から攻撃されてけいると

平和主義者たちに対しては、
愛国心が無く、国家を危険にさらす人々だと
批判すれば、いいだけのことだ。
・・・・・
政治手法としてヒットラーと安倍政権とは相似性があると
思うのは私だけであろうか。