ある研修会
先週ある研修会があった。
心理カウンセラー、電話相談員が参加した。
特に電話相談をする場合の問題点と課題を研修した。
こんな研修があった。
電話相談する人は、電話相談を通じて、身体のもやもやが
整理される。
今度は、相談員がそれに反応して身体にもやもやが生じる。
このケアーの課題があった。
相談員同士で、電話相談のように傾聴して、いたわることになる。
ところで、相談者と相談して、弁護士にももやもやが生じることがある。
しかしながら、弁護士にとっては、それは日常的なことであり、
また、新たな相談に対応することによって、自然と薄らいでくる。
日常的に相談業務をしていない人にとって、重たい相談業務が
あとに引きずることがあるかもしれない。
他にも課題があり、学生気分になった一日だった。
研修が終わり、この社会に少なからずの人が
人の役に立ちたいと考えていることを知ったことは、成果だった。
私たちのまちにも、こんな善意の市民は沢山いると思う。
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余談だが、そう思うと、裁判員制度で裁判員になった市民には、心配がある。
刑事事件記録は、人間の残酷な場面がある。
この体験は、引きずってしまう。
やはり、相談業務などのように自ら希望してする場合はともかく
裁判員のように強制的に命じられて行うものに、残酷な事例を
見聞させるのは、いかがなものだろうか。
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