「傍聴人から参画者へ」→「おまかせ民主主義から参加する民主主義へ」→「脇役から主役へ」
市議会の傍聴席から議員席、執行部席を見た写真である。
議員席と傍聴者席との間に壁がある。
裁判所だったら、ただのバーがあるだけだ。
毎回傍聴している傍聴者が見える。
ありがたいことである。
私たち議員以上に市政に関心をもっていらっしゃることは間違いがない。
議会が正式に終わって後でも、議長の裁量で
事実上の意見、感想等の発言する機会があったらどうだうか。
熱心な市民に真摯な提言などを一言発言する機会を設けたい。
わがまちでは、議員ではない市民の意見は、審議会等の公募に応募して
当たれば、そこで発言する機会はあるが、極めて限られた細い糸だ。
市民参画でまちを作ることが妥当とするならば、
議会改革でも、傍聴者を参画者としてその地位を転換すべきである。
「傍聴(かたわらで聴く)→参画」
国政は憲法で間接民主制を謳っているので、こんな提案は無理と思われる。
地方自治は直接民主制の制度を取り入れている。
条例で定めれは実行できるはずだ。
市民の地位を「市政の『傍聴者から参画者』へ」の提言は、議員席と傍聴者の壁が
事実上なくなることである。
議員は、議決権ある議員となり、
市民は議決なき議員としたらどうであろうか。
(町村では、議会を廃止して、総会を行うことができる。)。
株式会社には議決権なき株主がある。
直接民主主義が妥当する地方議会では
市民を「傍らで聴く者」ではなく
市民を「市政の参画者」と捉えるならば
市民は議決権なく議員ではないだろうか。
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