アルバムのページをめくろう。ーふるさとは遠きにありて思ふもの
Posted on 2015年8月19日 by 小山 香
幾度となく、この尾張瀬戸駅を利用した。
(昭和45年ころの尾張瀬戸市駅)
この夏の帰省が最後のものになった。
これからは、遠くで故郷のことを思うことになる。
大きな義務の母の扶養も終わり、感慨無量だ。
「よくやってくれた」
と母は感謝してくれているだろうか。
母に対する最高のプレゼントは、私たち家族が急遽企画した12月30日の誕生日コンサートだろう。
母は大変喜んでくれた。最後はみんなで、ハッピィバースディの歌を歌った。
孫たちを含め、みんなで母親の終末を見届けてくれた。
親に扶養されて、今度は子として親を扶養し、人の営みの繰り返し。
さあ、アルバムのページをめくろう。