• 最新記事

  • 「人権の風」新聞

    PDFで表示されます。

    第2号
    「子ども置き去り 35人学級ができない」他
    (2021/1)

    第1号
    「癒着・忖度を生む市長の5選 いいのか?朝霞市のため 刷新しよう」他
    (2021/1)

  • 記事一覧

    プロフィール
    小山の法律家・市民としての活動経歴をお知らせします
    まちづくり構想
    すべての人を置き去りにしない、しあわせ中心社会のまちに生きる
    日々思うこと
    小山が日々の生活・仕事の中で感じたことを自由につづっています。下記カテゴリー別にお読みください。
    憲法
    貧困と人権
    教育
    平和と共生
    議員活動
    その他
    メディア掲載情報
    新聞、雑誌等の記事に掲載された活動を紹介します
    法教育
    法教育についてのページ一覧です
    議会発言録
    朝霞市議会・担当委員会での小山の発言の一覧です
    ご連絡先
    小山へのご意見、お問い合わせ等の宛先です
  • カレンダー

    2015年9月
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    282930  
  • アーカイブ

安倍首相 憲法を破り、そして「裸」の政権になった。

1憲法違反 
憲法は日本の最高法規であり、法律は憲法に適合させなければならない。
すなわち、最上位に憲法がある。
ところが、安倍政権は、最上位に「集団的自衛権の行使を容認する」という方針を置き、それに合わせて法律を作った。
その結果、実質的に憲法を変えてしまった。
憲法99条の憲法擁護義務に違反したのである。

2政府による裁量による武力行使
 集団的自衛権を行使する際の武力行使の新3要件
(1)密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある(存立危機事態)
(2)我が国の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がない
(3)必要最小限度の実力行使にとどまる――の3点からなる。
何か明白な危険なのかは政府の判断にゆだねられる。白紙委任となった。
3議員内閣制の元では、国会の事前承認は、歯止めにならない。
次の場合に原則として国会の事前承認といっている。しかし、議員内閣制の、さらに党議拘束のある現状では、歯止めにならない。
(1)集団的自衛権の行使
(2)後方支援

結局、安倍政権は、戦後70年にわたり形成されてきた理念も規範も脱ぎ捨て裸になった。むき出しの権力の姿になった。
多数決主義による憲法破壊のクーデターを起したのである。
違憲な状態が続き、社会の法的安定性が危うくなった。