人助けの限界?
Posted on 2017年2月11日 by 小山 香
先日、人の紹介での法律相談があった。
本人30代で、無職である。
債務の相談だ。
こころの病気をもっているようにも見える。
お金のない人の場合には、法テラスがある。
したがって、解決の糸口がある。
しかし、その後連絡がない。
家族の壁が障害になっている。
多くの家庭では、なんだかんだいいながら、
子どもにこころの障害があった場合は、
動いてくれる。
手紙を出したが、何の返事もない。
動いてくれない。
行政にはさまざまなサポートのメニューがある。
これを利用すれば、先に進むことができる。
数年前に親が福祉課にいったそうだ。
生活保護基準より、少し親の収入が多いので
受けられないといわれたそうだ。
親は、昼間と夜と二つ仕事をやっているそうだ。
相談者は長年一人で外に出たことがないという。
親が積極的に関わらない、今回の相談、
私の手がこれ以上届かない。
こんなときに民生委員の出番であると思っている。
動いて頂けるだろうか。
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