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二元代表制「議員に賛成討論原稿提供 妥当ではない」

6月議会で市長は、議員に議案賛成討論提供を認め、今後も続けるという。

ところで、事務方は、事前の答弁調整の段階では、議員に対する議案賛成討論原稿の提供を認めていなかった。

事務方は、執行部側が議員に議案賛成討論原稿を提供するのは、二元代表制の趣旨から妥当ではないことを熟知しているので

「そんなことはない」と答えざるを得なかったと思われる。

 

ところで、私は、一般質問のついて、不意打ちを与えるつもりはなく、事前に時事通信の記事を渡した。

・・・・・・・・

都議の質問「お膳立て禁止」 知事が職員に指示

東京都の小池百合子知事が、議会の本会議での質疑に際し、都庁職員による質問作成などを取りやめるよう各局に指示したことが8日、分かった。都議の質問を職員が「お膳立て」するケースもあったため、小池氏が問題視。就任後初めて編成した来年度予算案を審議する都議会定例会が22日から始まるのを前に、是正が必要と判断した。
都議会では従来、知事の政治姿勢などを問う本会議での質疑について、事前の質問通告や答弁調整が各会派と当局との間で行われてきた。しかし、小池氏は、議論の透明性確保に向け「根回しやなれ合いはしない」として、事前の調整を拒否する姿勢を示している。
都では職員が質問づくりに関わる慣行も根回しの一環として続いてきたという。都議が質問を職員に書かせたり、職員から都議に質問を持ち込んだりするなど、議会関係者は「『出来レース』と言われても仕方がない実態があった」と話す。
このため小池氏は各局に、都議への質問の売り込み▽都議から依頼された質問の作成▽答弁内容の詳細な擦り合わせ-をしないよう指示。事前の調整は、質問作成に最低限必要な意見交換などにとどめるよう周知した。
小池氏は、7月の都議選に向け「『都民ファースト』を体現する議会であるべきだ」と語っており、議会改革も争点にする構えだ。(2017-02-08)

・・・・・・・・・・

なお、都知事にとって、知事が議案賛成討論の原稿の提供などは、絶対にあり得ないことを前提に上記のことを述べていると思われる。

 

都知事の意見は説得力があり、おそらく、市長も都知事と同一の方法の答弁になるのではないか、答弁を期待した。

しかしながら、市長の答弁は、都知事の意見とは相反するものであった。

今回の市長の答弁「今後も市長側が賛成討論原稿を提供する」のは、上記の『出来レース』と言われても反論のしようがない。

だから,事務方は、事実を認めず、「そんなことはない」と答えたのである。