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か弱き人-自由を求める(4)

カルテを入手した。

カルテが絶対に正しいとはいうことができないとしても、ある程度この記載を前提にして検討してみる。

事件の発端は、本人が可愛がっていた地域猫についての近隣者とのトラブルである。

 

私たちは、納得できないことについて、行動にでることがある。その中で直接当事者と交渉をするのは、相当のストレスがあることがあり、原則として自制をすることが多い。事件が警察ごとにまで、波及したら物事の事態に驚き、鎮静化にシフトをする。この事件は、鎮静化しなかったのである。

事件の流れは、本人から眺めると違ったことになるだろう。本人は、本人からの眺めでの事実を主張して、法的に対処して欲しいという。

真実の立証には、時間と金がかかる。時間と金を掛けても真実が立証できないこともある。私は、立証することは困難であると応えた。

以上を踏まえて、

次のようにアドバイスをした。

・近隣者とのトラブルの経緯は、棚上げをする。

・これからは、苦情の交渉は直接当事者には、しない。

・警察は、自分の生命・身体の危険がある場合以外は呼ばない。

・ものごとには、自分の見方と他人の見方には違いがあり、それぞれを尊重する。

・過剰に反応するのは、医師は病気といっている。これを理解する努力をしよう。

病院には、3ケ月の退院フログラムがあるという。