委員会審議「その他」の実現ー容易にできる議会改革?
朝霞市には、さまざまな審議会がある。今の傾向は、審議会を市民公募での拡大を
求める傾向にある。
ところで、審議会の拡大は、他方で市議会の相対的な比重の低下である。
本来市議会が、積極的に市政に関与していれば、審議会の役割は反対に低下
する筈である。
すなわち、市議会は、良くいわれる二元代表制の他方であり、
議会構成員の議員は、ある程度報酬等で身分が保障された
常設の審議会のようなものである。正確にいうならば、審議会以上の
条例制定権及び予算議決権がある。
そうであるならば、議員は審議会の活動を待つまでもなく、
また、審議会が存在しない領域にも、積極的に市政に関与できる
権能を有しているのである。
そんなことから、今の議会の運営方法について
欲求不満なことがある。
議会の構造は
議員→常任委員会→本会議
である。
したがって、
スタートは、委員会の構成員である委員である議員が
その委員会の所轄事項について、積極的に関与し
まちづくりに必要ならば、委員として、意見書とか、
場合によって条例とか、そんなことを視野に入れて
活動することである。
そこで、私は日頃、本会議にもまして、徹底して審議する筈の
委員会にも議事日程に「その他」がないのはおかしいと主張してきた。
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6月9日の民生常任委員会において
やっと「その他」の実現
経過は以下のとおり
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ある日の民生常任委員会のとき、議案及び請願の審議が終了したとき、
挙手をした。
突然、事務局は、介入してきた。
(事務局)これで今日の日程は終わりました。これ以上会議を開くことは
できません。
と私の発言を遮る。
(小山) どんな会議でもその他があるはずだ。
今日の予定の審議は以上ですが、その他何かありませんか,と
(事務局)本日の民生条例委員会の日程は事前に決まっている。この日程以外の
ことはできません。
(小山)議院運営委員会で事前決まっていること以外にできないとういならば、
民生 常任 委員会にも民生委員会運営委員会を作って、行うできではないか。
こんなやりとりを事務局と行った。
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事務局の私との論点は、私は委員会の構成員が賛成すれば、当日でもどんな
議論もできる。事務局は、議院運営委員会で決まったこと以外はできない。
私は、事務局に対し、相当の論拠をもって私の見解を説明した。理解したのか、どうか
そんな経緯で6月の民生常任委員会を迎えた。
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そんな経緯で冒頭の発言をした。
少し会議に慣れてきたので、発言の後、ここで休憩をして欲しいといって
会議が進行した。
この日は事務局は、私の発言を遮らなかった。
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(小山)本会議閉会中でも勉強会あるいは、委員会の例えば記録を取らないものはどう
か。
(ある委員)近隣市などでは閉会中も各常任委員会は活動しているようだ。記録をとる正
式な会議を行うべきだ。
(ある委員)必要ない。
とお一人の委員は強く反対の意向をしめして一時は採決になるような様相になった。
私は、例えば生活保護など、議員も同行申請したことはあるでしょう。
議員と同行しないと生活保護申請ができない人がいる
としたら、問題ではありませんか、など発言をしたり、私が勉強会などて勉強したい
理由などをのべて、最終的には、討論の末、全員が一致して
非公開の勉強会を閉会中に行うことになった。
この間、議論の途中、事務局は、正式な会議をすると日当が発生するとか、公務災害
の問題があるとか、予算の問題があるので、困るような発言をする。
(小山)どうして、事務局は、私たちがいいことをやろうとするのに、議論の途中でそん
なことをいうのか。事務局は、私たちがやりたいことを支える努力するのが、役
目ではないか。
反論した。
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民生常任委員会の委員の任期は残りわずかである。
有終の美を全委員一致して迎えたい。
私