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2017年11月20日 by 小山 香, under
未分類
先週、少年院見学に行ってきた。
東北少年院と併設されている宮城女子学院に見学に行ってきた。

宮城女子学院のイベントで音楽劇をやっている。

少年事件も現象しているそうだ。
それでも社会の傾向は少年の厳罰化を訴えている。
統計上明らかなことであるが、非行の原因は、家庭の問題であり、子どもたちが自分たちが愛されている実感がないということだ。
少年院では丁寧なプログラムを実施している。
その中で気になったのが、以下の点である。
少年院は夜9時に就寝、朝7時起床である。
10時間睡眠である。
晩御飯は夕方5時である。
土日も敷地内に留まることになっている。
夜9時就寝ならば、自然に朝5時に目が覚めるのではないか。
晩ご飯が夕方5時だと夜、お腹がすいてしまわないか。
土日、散歩などばできないのか。
おそらく、職員の都合もあり、上記のようになっているのではないか。
法教育をやっているので、いつ子どもの目線の視点が出てくる。
しかしながら、少年院は矯正施設なので、無理な視点かもしれない。
多少の生活上の不便があったとしても、一人一人の目線での処遇対応だ。
法律改正があり、現在では少年院退院後も担当教官との交流は公認された。
少年院での人間のつながりが少年のさらなる更生に資するのはよい。
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2017年11月18日 by 小山 香, under
日々思うこと
少年が事件を起こすと、家庭裁判所から逆送されない場合は以下のとおりとなる。
大人の犯罪は、定形的であるが、少年の事件の場合は、個別的な処分を行っている。
いろいろな段階の関係者は、子どもと向き合っている。

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2017年11月9日 by 小山 香, under
平和と共生,
憲法
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たしかに憲法を一言でいうならば、いじめを嫌うという表現はわかりやすい
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by 小山 香, under
憲法,
未分類
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憲法を「みんなとなかよくする」と表現し、そのように描かれている。
わかりやすい。
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by 小山 香, under
平和と共生,
未分類
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日弁連で日本国憲法施行70年記念ポスター展ーあなたの願いをポスターにー
があった。
戦前に子ども時代を送った人にとって、夢が実現しないことがよかったと
の思いが伝わって来る。
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2017年10月27日 by 小山 香, under
日々思うこと
私の仕事場は駅のロータリーに面している。選挙があると各候補者のスヒーチが聞こえる。選挙が終わり、日常に戻った。今回の選挙で印象的だったのが、「排除の論理」だった。
そして、選挙後、当事者は、「排除の論理」について反省をしているという。「排除の論理」は、いじめである。
いじめには、四十構造があるといわれている。[被害者]、[加害者]、[観衆]、最後に[傍観者]である。
[観衆]は、私は[助勢者]といっている。
選挙の結果は、「排除の論理」で仲間外れにしようと思ったところ、仲間はずれになる[被害者]たちが結束して、仲間外れしようとした[加害者]をしのいでしまった。
気の毒なのは、[助勢者]となった候補者だ。その大半が無残な結果となった。
その原因は市民[傍観者]が[被害者]側についてしまったことである。
その中で特に市民[傍観者]と一緒に運動をしてきた候補者は、
じくじたる思いをされているのだろう。
それでも政治の世界だから、「排除の論理」のほかに、[助勢者]となった候補者がこれまで市民に対し主張してきた立憲主義とか憲法の平和主義の考え方と[加害者]のそれと真逆の主張をしているのに、[加害者]の指にとまったことである。
今回の選挙で与党は、内閣の不信任率は高いものの、野党の分断により大勝だった。その主要な要素として「加害者」側の戦術があるだ。
市民は、支援していた[助勢者]に裏切られた思いがある。そしてほくそ笑んでいるのが、与党である。
今回の選挙は、まさに「漁夫の利」の説明にぴっ足しのものだ。
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2017年9月26日 by 小山 香, under
その他
主文懲役3年、但し5年間執行猶予その間保護観察に付す
との判決があった。
被害弁償がなされていない。
今は、事件の内容に触れないことにする。
検察官が3年6月を求刑していた。
一般に3年を超える検察官の求刑は、
本音で実刑を求めるといわれている。
判決後、実刑を予想していたところ、
執行猶予がついたので
喜びを隠さない被告人に対し
裁判所を出るまでは、
我慢をさせた。
被告人は若年者である。
接見をする際に、
しばしば諭した。
神妙に聞いていたが、
どうだろうか。
彼の人生の中での
ほんの数カ月の弁護人としての
かかわり、
何かのときに思い出して欲しいね。
「人生は苦しみばかりかもしれない、
だから、盆と正月がある。
盆と正月を楽しむために
苦労がある」
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2017年9月5日 by 小山 香, under
平和と共生
合意形成をめざすのは、一人ひとりの人権を大切にすることなのです。合意形成の延長上にに憲法9条があると思います。人権侵害の最大のものは、戦争です。日本国憲法はこれを確認し、日本は、戦争はしません。日本は、戦力は持ちません。日本は、交戦権は持ちません。憲法9条は、徹底した話し合いを掲げているのです。
みんなでやりましょう。どんな問題も、話し合いで解決をする。社会から暴力を無くし、世界から戦争を無くしましょう。
最後にもう一度読んでみましょうか。
「平和への誓い」
未来の人に、戦争の体験は不要です。しかし、戦争の事実を正しく学ぶことは必要です。一人ひとりの命の重みを知ること、互いを認めあうこと、まっすぐ世界の人々に届く言葉で、あきらめず、粘り強く伝えていきます。広島の子供の私たちが勇気を出し、心と心をつなぐ架け橋を築いていきます。
平成29年(2017年)8月6日
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2017年9月4日 by 小山 香, under
平和と共生
合意形成をするということは、みんなで少しずつ、譲歩し合うということです。そういうことも、ぜひ勉強してください。
また、話し合いの中では大切なルールがあります。最初に言った人権です。人権は、多数決でも全員一致でも奪うことができません。人の生命を奪うことは、多数決でも全員一致でもできないのです。ここにいるみなさん一人ひとりに、人権があります。
学級会でレクリエーションをするときに、もしA組クラスが全員運動ができる人ばかりならば、スポーツに決めることは良いでしょう。しかし、B組クラスに運動のできない人がいれば、その人も楽しめるレクリエーションをみんなで話し合いをして決めるべきではないでしょうか。共生社会として、これが話し合いです。これからは、話し合いをするとき、話し合いの目的を考えましょう。
みなさんは一人ひとり、人権が保障されています。社会には人権を守る制度が一杯あります。しかし、みなさんは子どもで、その制度の使い方がわからないと思います。
もし、みなさんが学校で生活をしていて、学校でいじめを受けている、友達がいじめられているなど、他にも何か困ったことがあったら、学校の先生や校長先生に相談したり、私たちの埼玉弁護士会の「子ども弁護士ホットライン」で弁護士に相談して下さい。