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2008年5月22日 by 小山 香, under
憲法,
日々思うこと
弁護士会の人権救済について関係者から、異議が出たことがあった。
公立の中学校の卒業式に女子学生が、茶髪で式に出ようとして、学校に式への出席を拒否されたのである。
弁護士会は、茶髪が校則で禁止されていても卒業式は生徒にとって授業の一部であるから、学習権の侵害と考え、式への出席は認めるべきだ。人権侵害と認定した。
我が家でもこのことについて議論した。
一同規則を守らないから、卒業式に出席でいなくて当然という。
また。中学のPTAの関係者は先生は大変苦労して生徒指導しているのに
弁護士会の考えは納得できないとお手紙がきた。
現に他人の生命、自由、財産が侵害されたり、されるおそれがない限り
人権を制限できない。
私は今でも弁護士会の判断は正しいと思っている。
人権は簡単に制限でないものだ。
嫌いな人の人権を保障する。
これが、人権尊重の考え方だ。
2008年5月 22日小山 香
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2008年5月17日 by 小山 香, under
日々思うこと,
議員活動
弁護士会で法教育をやっている。子ども達と議論するのはおもしろく、楽しい。
その際、子ども達に大きな財産、小さな財産の話をする。世の中の大切なルールに
大きな財産のある人、力のある人、それらのひとは、小さい財産、弱い人に譲歩する、配慮するというものがある。そして子ども達に「実は日本国憲法29条にそんなことがかいてあるよ。」というと
目を輝かせる。
朝霞市議会で5月12日、本来5月19日に審議する筈の前提となる「市議会に審議することを上程する条例を多数の会派は否決した。
最終的に採決では、審議された議案について、多数の議員が属する会派は自分の会派の賛成、反対の意思を議会の意思とできるのであるから、自由に議論させても良いはずだ。
もし、子ども達が児童会、クラス会などで、こんなことをしようとしたら、大きな財産を持った人は
小数の人の発言をする機会を奪ことは、大きなルールに反しないか、助言するだろう。
討論するのが仕事の議員が討論を否定する態度、どうしたものか。
2008年5月 17日小山 香
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2008年5月15日 by 小山 香, under
日々思うこと,
議員活動
これまで、私のホームページなどご覧になっている人などいらっしゃらないと思っておりました。そんなわけで、私のホームページは名ばかりの静止的なものでした。
“ホームページの編集の仕方をそのうち勉強しよう、それから、充実させよう・・”と思って今日まで続いてきました。
しかしながら、私のホームページを見ているよという人の声を聞き、これからは、そういう方に、あるいは、たまたまホームページを訪れる人にも何か得ていただけるものを掲載しようと思うに至りました。その最大の理由は、去る5月12日の朝霞市議会の(的確な表現が見つかりませんが)市に対するチェック権放棄行為に対する怒りがあり、これらを含め、一当事者として、沈黙するのはこの町を良くしたいと願っている人々に申し訳ないと思い、私の意見を述べる必要があると思ったことです。
「市の町づくりは、市民に背を向けている、これはおかしい」と思って、半年前に市会議員にならせていただきましたが、市をチェックする機関の市議会にも、市民に背を向けている数々の疑義があります。これらの疑義について、多少、真摯に憲法を勉強し、人権に取り組んできたものから、発言をする義務があると思います。
これから、できる限り、このホームページで発言を試みたいと思います。
2008年5月 15日小山 香
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2008年5月7日 by 小山 香, under
日々思うこと,
議員活動
5月7日臨時議会の通知
昨日、議会運営委員会があった。
5月12日に臨時議会が開催されることになった。
ところで、議運で条例案の瑕疵を指摘した。
議運は中断した。市は埼玉県に照会してやはり有効だと
して議運にかけた。
論点の詳細は、あとで補充する。
2008年5月 7日小山 香
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2008年4月23日 by 小山 香, under
日々思うこと,
議員活動
昨日、臨時議会があった。
朝霞市議会にとってたいへん重要な議会であるはずの議会である。
しかし、市民にとって、横柄な市議会であったのではないか。
朝霞市議会では、議案の提出は、3人いればできる。
にもかかわらず、本来市民が有権者の50分の1以上の約2000名の署名を集めるということは、議員があてにならないからだ。
すなわち、市議会不信任の表明でもある。
いろいろな条例があるが、
今回の条例は、公務員宿舎の賛成、反対ではなく、
住民の意向を聞いて欲しいというものだ。
きわめて穏当な条例の直接請求である。
2008年4月 23日小山 香
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2008年4月14日 by 小山 香, under
日々思うこと,
議員活動
昨年12月は、議員提出の住民投票条例が賛成少数で否決されました。これに対し、今回、住民が直接請求することにより4月22日臨時市議会が開催され、住民発議による住民投票条例が審議されます。
平成20年4月14日 小山 香
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2008年3月31日 by 小山 香, under
日々思うこと,
議会発言録,
議員活動
1 米軍基地跡地整備計画について
(1) 平成19年12月第4回定例会の市長の「財務省は、平成19年12月20日朝霞市に来て市長に対し『市の反対があっても公務員宿舎は建てる』と述べた。」との答弁(会議録220頁、同278頁について)
① 財務省の誰が上記の発言をしたのか。
② 上記の発言は財務省の公式な見解か。
③ 上記の発言は、これまでの公式見解と異なるものではないか。
④ これまでの公式見解と異なる場合、なぜ記者会見等で公表し世間に明らかにしないのか。
⑤ これまでの公式見解と異なる場合、正式に抗議をしたのか。
(2) 平成19年度朝霞“未来・夢”子ども議会の中学生の一般質問「国家公務員宿舎を建てる理由について」内の下記質問と市の答弁(会議録44頁~45頁)について
記
質問 「(市は)国家公務員宿舎の建設に当たって、市民からの合意・理解を得ていない。日本は国民主権を掲げ、国民が政治の決定権を持っている。朝霞市 民一人一人にも考えがある。賛成か反対かは別として市民の考えを考慮すべきだ。なぜ、市民の合意・理解を得ていないまま話を進めたのか。」
答弁 「内容がまとまった段階で改めて市民の皆様ひパブリックコメントといいますが、御意見をいただく予定です。」
(3) 同子ども議会の小学生の一般質問「学校の設備について」及び同「元米軍基地の跡地利用について」内のそれぞれの下記質問と市の答弁(同11頁~15頁)について
記
質問 「現代は地球温暖化の影響で、教室内の温度は夏の間35度くらいまで上がります。とても勉強に集中できません。市内の学校にエアコンの設置をぜひお願いします。」
答弁 「エアコンを設置することは、その教室で勉強してる皆さんは快適になりますが、一方でエアコンから発せられる熱で地球の温暖化をさらに進めてしまうということも考えなければなりません。また、エアコンの設置や電気代などに多くのお金がかかることも事実です。」
質問 「米軍基地の跡地に建物を建てるのをやめて、緑を残してほしいです。今、地球温暖化が問題になっています。高層ビルの増加でヒートアイランド化現 象も起きています。木を切るのは簡単ですが、切った木と同じだけの木を育て、もとどおりにするには何十年もかかります。少しでも緑を残せば地球温暖化をと めるのもまだ遅くはないと思います。」
答弁 「国家公務員宿舎建設に当たっても、今ある樹木を少しでも残せるような土地利用について検討を重ねている。」
2 多重債務問題と関連する問題について
(1) ヤミ金融被害者の現状と対策について
(2) 自殺対策基本法と朝霞市の対応について
①朝霞市の自殺予防対策について
②朝霞市の自殺者の中の経済的理由とするものに対する取り組みについて
3 公益通報者保護法について
(1) 朝霞市における公益通報者保護法の取り組みについて
①朝霞市職員公益通報実施要綱ではなく、条例で制定すべきではないか。
②市民、朝霞市と取引者、職員等であった者、朝霞市の事務受託者(あった者含む)等を通報者に加えるべきではないか。
③通報先は弁護士の第三者機関にすべきではないか。
4 職員の有給休暇について
(1) 正職員、臨時職員の有給休暇の状況について
5 青少年問題対策協議会について
(1) 青少年問題対策協議会の充実について
①青少年問題対策協議会は、法の附属機関として設置されているものであるが、法が期待する活動に向けて改善する余地があると思われるがいかがであるか。
②先進自治体での青少年問題対策協議会の取り組み状況はいかなるものか。
③朝霞市において、学者、児童相談所、保護観察所、家庭裁判所、少年鑑別所の関係者を委員に選任する意向はないか。
④青少年問題対策協議会を活発に活動する方策として、専門部会、検討部会などを設けることはどうか。
(2) あらゆる子供が参加できる機会について
①例えば、ふれあい体験事業(田植えなど)は、参加費が8000円であり、経済的に恵まれない子供は参加できない。公費の負担を検討できないか。
②ひとり親子、外国人の親子等及び不登校等の子供のイベント等への参加の機会の検討。
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2008年3月20日 by 小山 香, under
憲法,
日々思うこと
人権というものは、書物を読んで理解できるものだろうか。
私は、弁護士会の人権擁護委員会の委員として、人権救済に携わったことがある。その委員会での人権についての各委員の意見を通じて、私の人権意識は高まったと考えている。
こんな事件があった。
ある小学校で、「給食の時間、おしゃべりをする子どもは机を廊下に出して、廊下で食べさせる」ということが学級会で決まった。ある女の子が、昼食時におしゃべりをしたので、廊下で食べることになった。これが、人権侵害かどうか議論になった。
クラスの決まりは、昼食時間に静かにして食事をとらせる方法として、しゃべる子どもを罰として廊下で食べさせるということである。
私は、担当の先生と面談をした。
教育者として、教養深い先生と思えた。しかしながら、先生との話し合いを通じて、先生も行き過ぎた点を自覚された。学校給食法という法律があって、学校給食の意義を規定している。私はそのような法律があってもなくても、廊下で食事をする子どもの悲しさを想像できれば、そもそもクラスでそんな決まり事を作るときに、的確な助言をしたと思います。
世の中には、多数決で決めることができること、多数決でも更に全員一致でもできないことがあります。それが、「人権の侵害」ということです。
私は、人権擁護委員会でいろいろな議論を通じて学んだことは、大変な財産です。現在の私の人格の一部になっていると思います。
2008年5月 20日小山 香
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2008年3月9日 by 小山 香, under
日々思うこと,
議員活動
5月12日に臨時議会に朝霞市は、朝霞市議会の議決すべき事件を定める条例を提出する。
問題は条例自体に問題があるのではなく立法形式に問題がある。
条例の効力を解除条件にしているのである。
市の立案者は条件と期限との差異を理解できないようだ。
法的に誤ったものであるので、修正案を提出することにした。
詳しく、これもあとで補充する。
2008年5月 9日小山 香