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2015年1月19日 by 小山 香, under
日々思うこと,
未分類
朝のNHKの連続テレビ小説「マッサン」は、面白い。
しかし、いつも気になる。
アルコール依存症を増加させていないか。
あるいは、アルコール依存症の家族を抱えている人には
やめて欲しい番組ではないだろうか。
アルコール依存症対策がWHOの課題だそうだ。
欧米では、アルコールのCMは放送禁止だそうだ。
こんな世界の流れて、
公共放送のNHKで、いいのだろうか。
ウイスキーはじめ、アルコールの宣伝の結果になっていることは間違いがない。
その結果、NHKという「公共放送」が国民の健康被害を増加させる結果を招く。
ここでも自己責任という人がいるかも知れない。
アルコール依存症のこころの病気である。
自己責任を通り越している。
多くのアルコール依存症の人はいう
明日やめる、と。
明日になると再び
明日やめる、と。
問題は、今日である。
明日は、永遠に明日なのだ。
アルコール依存症は、人生と家族を危うくする。
一回しかない人生。
愛する家族を愛しているという証明のために
今日やめるために
勇気をもっな適切な治療を受けて欲しい。
お酒は、美味しいことは間違いはない。
この世で最も美味しい飲み物だろう。
でも、大きな副作用がある。
本人のみならず、家族を不幸にする副作用がある。
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2015年1月18日 by 小山 香, under
その他,
平和と共生,
日々思うこと,
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本格的に 再開です。
(私事で恐縮です。)
昨年12月はじめ、母に治療できない病気がわかった。
初めて余命という言葉に直面した。
このことは、母は知らない。
ならば、母の人生は、私の元で終えて欲しいと願った。
母も孫たちに囲まれた生活を望み、朝霞市民になるつもりだった。
朝霞での準備を整えて
年末に母を迎えに行ったところ、急に具合が悪くなった。
1919(大正8)年1月1日に生まれ、昭和の戦争と復興を体験し、
2015(平成27)年1月1日には、満96歳を迎えた。
1月6日に郷里で人生を全うした。
(葬儀は、近親者のみで行い、ご厚志はご辞退させて頂いた。)
私の父は1961(昭和36)年に亡くなった。
私はまだ小5の11歳だった。
私は悲しみとか、死という重い言葉をいきなり体験した。
その日から回りの景色が変わった。
白黒のモノトーンの世界になった。
このモノトーンの世界は相当の年月つづいた。
父が亡くなったとき、上に兄が13歳、次姉が15歳、長姉が19歳だった。
母は、あまり話をしないが、相当な苦労もあったのではないか。
それから50年余経過した。
母が亡くなって、気がついた。
いつのまにか、回りの景色がカラーになっていた。
光がまぶしい。景色に奥行きがある。
樹木、草花に生命を感じる。
母は生前、散骨してほしいと言っていた。
私はその約束に反して、散骨しないつもりだ。
強く、逞しく生きた96歳
ありがとう
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2015年1月3日 by 小山 香, under
日々思うこと
事件の内容は詳しく述べない。
年末、年始を返上して起案した。
やっと、無罪の弁論要旨を書き上げる。
12月の半ばに検察官の論告があった。
検察官は弁論を年内に終えろといっていた。
私は2週間時間を欲しいといった。
そうすると年内は無理となり、新年早々に公判が入る。
この事件を通じて、冤罪は捜査官の見立ての誤りにより、
容易に作られやすいことを実感した。
起訴すると検察官は、「勝ち、負け」にこだわる。
一端提出した書証の取り調べ、弁護人が同意をしても
どんな都合が悪いのか、撤回する。
勾留が長期になったので、取消請求をしても同意しない。
そして、上記のとおり、弁論も早くやれという。
検察官の意図は、できるだけ「無罪」にしたくないのかと
勘繰ってしまうのはわたしだけであろうか。
起訴したのは、捜査検事だ。
現在、公判を立ち会っている検事ではない。
それでも,「勝ち、負け」にこだわっているようにみえる。
検察官は公益の代表の筈である。
優先順位は、疑わしきは罰せず。
冤罪を産まないことではないだろうか。
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2015年1月1日 by 小山 香, under
憲法,
日々思うこと,
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いろいろな気持ちで新年を迎えます。
私ごとで恐縮です。
今年の正月は特にある思いがあった。
母親は、郷里でひとりかくしゃくと元気に暮らしをしていた。
この正月の今日、大正8年1月1日生まれの母親を朝霞に迎え誕生会を予定していた。
そして朝霞市民になる予定だった。
しかし、年末の移動の日、体のかげんが悪くなり、こちらに来れなくなった。
急遽、病室に私の子どもたちを埼玉から呼んで、誕生日会のミニコンサートをやった。
母親は大変喜んでくれた。最後はみんなで、ハッピィバースディの歌を歌った。
みんなで、96歳、おめでとう!といった。
母は小さな声で
「96歳よう生きてきた」
といっていた。
・・・・・・
私の仕事で母子家庭の人が不安そうな顔をするときがある。
そんなとき、
自信をもっていう。
心配ない、と。
実は私は母子家庭の子だ。
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2014年12月20日 by 小山 香, under
憲法,
日々思うこと
先週、関東のある支部の裁判所に認知の調停・審判に行ってきた。片道4時間である。
朝8時で出かけ、支部についたのが正午前、午後1時から調停・審判を行ない。午後3時前に終わり、午後7時過ぎに戻った。
裁判所では、当事者に認知について異議がなければ、次回期日の調停・審判の間に任意で認知届けてをしたらどうかと告知を受けた。
相手の弁護士は説得仕掛かった。
私は、国民の裁判を受ける権利を認めて貰いたいと反論した。
しばらくして、部屋に入ったら、若年の裁判官(審判官)がいた。
審判で認知を認めることになった。
・・・・・
私が裁判所の申出に異議を述べなければ、当事者間で、認知届けてのやりとりを次回の調停・審判の間に行うことになったのだろう。
その間に、相手がイヤだといったら、どうするのか。
そもそも、当事者が調停・審判の存在を受け入れて、数時間を掛けて、裁判所に来ているのだ。
それを理解をせず、当事者間で裁判所を抜きにして認知の手続きをしなさいとは、とんでもないことだ。
大げさにいえば、「法の支配」の貫徹をした。
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2014年12月16日 by 小山 香, under
日々思うこと
12月2日の埼玉新聞に私が担当したAさんの記事があった。
紹介します。

記事の本文は以下のとおり、
・・・・・・・・・・・
身寄りのない精神障害者らが市町村長の同意で入院する医療保護入院をめぐり、10年以上にわたり長期入院している患者が10月末現在で、県内に少なくとも20人いることが、市町村への取材で分かった。
医療保護入院は、患者の意思とは異なる判断で入院の手続きが行われるため、法律や福祉の専門家は「障害者の人権が脅かされる」「形骸化している」と指摘。各自治体の対応にも温度差があり、改善を求める声が上がっている。
10月下旬から11月にかけて、県内63自治体の担当者に電話で取材した。市町村長の同意により10年以上医療保護入院している20人は、18市2町長が同意していた。20人は身寄りがなく、症状が改善しないため、やむを得ず入院が長期化しているとみられる。
精神保健福祉法では、市町村長の同意後、担当者が「速やかに本人に面会し、状態を把握する」としている。入院者が死亡・退院した場合や、同意する家族らが見つかった場合に、市町村長の同意は解除される。
自治体の対応に温度差があることも浮き彫りになった。
入院者に対応している自治体は「定期的に病院に訪問し連絡を取っている」「病院や施設と連携し、本人による任意の入院や施設への移行を図っている」「人権の問題。慎重に対応している」などの声があった。
一方、担当者が入院者を訪問していない自治体もあった。「年に一度電話で病院に確認するだけ」「(入院者は)病院の手厚い保護が受けられる。同意後は行政が介入すべきではない」などの意見もあった。
長期入院している20人のうち、県北部で10年を経過した入院者は2人だった。秩父郡市の自治体担当者は「同意しても、すぐに保護者が現れ解除になる。長期化するケースはない」という。身寄りのない高齢者の入院が長期化する事例は、都市部の方が多い。
同意解除の確認をせず、書式上、医療保護入院の同意が継続している例も。ある担当者は「病院から解除の連絡が来ないので分からない」と自治体からの確認には消極的な姿勢を見せた。
同意の事務を複数の部署で担当し、情報を共有していない自治体も目立った。2市が「資料がない」ことなどを理由に「分からない」と回答した。
県疾病対策課によると、県内で医療保護入院の入院者の数は約8千人に上る。大半は家族などが同意しており、市町村長の同意による医療保護入院は約500人程度で推移しているとされる。
同課の担当者は「市町村長が同意した後、入院後のフォローがどこまで行われるかは、その自治体ごとの判断によるところが大きい」としている。
市町村同意による医療保護入院
精神的な障害により精神保健指定医が入院が必要と判定した患者で、家族等がいない場合、市町村長が入院に同意する。
精神保健福祉法に基づく「医療保護入院」は、都道府県知事の権限と責任で入院を強制する「措置入院」、本人の同意による「任意入院」と区別される。
政府は今年4月、同法改正により同意する保護者の要件を修正。改正同法は医療機関に対して、医療保護入院者に、退院後の生活に向け、入院者を支援する相談員の選任を義務付けている。
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2014年12月5日 by 小山 香, under
憲法,
日々思うこと
4日夜、大宮のソニックシティで弁護士会の「憲法と人権を考える市民の集い」を行った。
講演者の一人の山田洋次監督の講演は新鮮だった。
「男はつらいよ」フーテンの寅と平和について話された。
平和は「修復できる喧嘩の状態」であり、
そして平和憲法をもつ日本の役割がある。


山田監督は、講演の末尾に司会者から
-「平和」とは?!と質問を受けました。
寅さんとタコ社長はしょっちゅう喧嘩するけど、絶対に寅さんはタコ社長を傷つけるようなことはしない。
言ってはいけない言葉がある。
タコ社長の親子関係、夫婦関係など、聞きたくないこともあるだろうし、でも寅さんは知っているので言わない。
そんなことは言っちゃいけないというのを寅さんはわきまえている。
「出て行けと」いうと寅さんは「それを言っちゃあおしまいよ」と。
同じ地域に住む人間、隣人なんだから、それをわきまえて喧嘩をしている。
修復できることをわきまえて仲間内として喧嘩をする。
それが寅さんの家族、それが平和ではないかと思います。
「おまえはダメだ、除外する」というのは平和な状態ではない。
辛いことを我慢、でも何とか修復の努力をする。それが出来る関係、それが平和な関係です。今の日本人の家庭、日本の地域、隣近所では難しくなってきている。
隣近所のおじさんと喧嘩して、殴ったりしたら、一生口はきけなくなる。家族でもそういうことではないでしょうか。
そう考えて、寅さんを作ってきました。
人と人の関係がずれている、国と国との関係もそう。
いろいろトラブルがあって、喧嘩するけど、懸命に話しあうことで努力できるというか、
特に日本のように、国際紛争を武力で解決しないという(憲法をもっている)国では、仲裁役をかうことのできる国ではないか。
そういうことで、世界中で尊敬を受ける国になりえるのではないかと思います。
・・・・・
改めて、フーテンの寅の映画が安心してみれるのは、確かに修復可能な平和な人間関係があったことを再認識をした。
深い願いがこもられた映画である。
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2014年12月3日 by 小山 香, under
憲法

(毎日新聞の浦和版に載った記事)
明日、12月4日大宮のソニックシティ大ホールで上記のとおり、山田洋次監督をお招きして、「平和を考える」市民集会を行ないます。
今年の4月から、弁護士会では、明日に向けて、企画を具体化してきた。通常の弁護士業務を行ないながら、山田監督と事前にいろいろ
打合せを行ってきた。山田監督側から、映画「母(かあ)べえ」のダイジェスト版の提案があった。
そして、植野教授から、理論的なお話がある。
是非、参加して頂きたい。
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2014年11月26日 by 小山 香, under
議員活動
朝霞市の議会改革では、一般質問について、請願が採択されたこともあり、これまでの一括方式と一問一答式の選択性となると思っていた。
議長提案で質問項目毎に3回まで質問と答弁を従来の形で行う。とんでもない一問一式を議長が提案した。これでやるかどうか、決めるそうだ。
なぜ、国会の予算審議みたいな一問一答式にやらないのかについて、
第1に執行部が困る。
第2にやりづらい議員もいるからだ。
というようだ。
二元代表制を否定するものだ。市議会のの主宰者は、議会である。
なぜ、議員が市長側の立場にたって、一問一答式を否定するのか、やりづらい議員には、これまでどおりの一般質問でいいはずだ。
一問一答式が議会改革の俎上に登ったのは、次のような経緯があるのである。
平成22年8月29日の一問一答式の検討の請願不採択の事件の経緯がある。
投票行動を隠す議員に異議あり!! 一般質問に一問一答式の検討の請願不採択ー
今どき、一問一答式を取り入れない議会など、考えられないことから、
新しい議員が構成された新議会平成23年12月議会に次の請願が出された。
「一般質問について、一括方式もしくは一問一答式の選択制の導入の検討」の件
そして、平成24年3月議会で全会一致で採択されたのである。
市民はこのアブノーマル一問一答式(ある議員は、個別式一括方式というべきと言っていた。)を納得するだろうか。
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2014年11月22日 by 小山 香, under
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12月議会の一般質問は次のとおりである。
1 法制執務及び法令審査等について
⑴ 法制執務及び法令審査の体制について
⑵ 法令解釈について
⑶ 行政法規等の遡及適用について
⑷ 違憲・違法な条例、規則及び要綱等について
2 内間木地区の墓地計画について
⑴ 現状の問題点について
3 敬老会の中止について
⑴ 中止に至る経緯の問題と課題について
4 窓口業務のプライバシー保護について
⑴ 生活保護などでの窓口業務のプライバシー保護について
5 勉学支援について
⑴ 経済的に塾などに行けない子どもの勉学支援
⑵ 日本語学習困難な子どもに対する勉学支援
6 健康増進センタープール事故について
⑴ 原因と課題について
7 財政状況について
⑴ 現状と課題について
・・・・・・・・・・・
私の一般質問は7番目であるので、一般質問初日10日と思われる。