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2012年5月4日 by 小山 香, under
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私は、毎年5月3日は憲法記念講演会に出かけている。
今年は,慶應義塾大学であった。
講師は,上野千鶴子氏 当事者主権と自己統治
中里見 博氏 原発と憲法/第三の生存権へ
下記写真は,上野氏の講演風景

上野さんの講演の中で,憲法前文を募集し,
ある少女のものが紹介された。
・・・・・・
私たちの書く憲法前文
全くもってタイシタコトのない
世界的にみて,ソコソコの国がいい。
立派な国にして行こうとか言うけれど
いったい誰が決めたんだか・・・・。(中略)
世界なんという単位で
立派でいちばん!になる必要はあるのか。
私たちから見て一番幸せになれる国。
そうなる必要は大いにあり。(後略)
・・・・
目線がいい。
憲法の目的は,私たちの幸せにあるという。
次に
中里見 博氏は代議制民主主義について,
政治参加を4年に1回の投票に限定することで,
市民の政治参加を抑制する
意思決定のシステムといっていた。
代議制(代表制)民主主義だけが民主主義か?
首長と議会のねじれ
議会と住民投票の対立

小雨の中の慶應大学での充実した午後であった。
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2012年4月28日 by 小山 香, under
日々思うこと,
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4月27日,下記のとおり議会改革提案書を議長宛に提出した。
記
議会改革事項提案書
平成24年4月27日
朝霞市議会議長
市議会議員 小山 香
第1 議会の運営
1 通年議会を検討する。
2 土日・夜間の開催をする。
3 本会議中心主義とする。
4 議会は,市民に対し議長,副議長,監査委員の選出
の経緯を説明する。
5 議会の議事運営等の手続について,ひとり会派,
無会派議員も当事者とし,対等に扱う。
第2 議会の議決事項の追加(地方自治法96条2項)
1 次の事項について,議会の議決事項とする。
① 基本構想に基づく基本計画・マスタープラン等
② 基本計画に基づく市行政の各分野における、
政策及び施策の基本的
な方向を定める計画
③ 予算を伴う市が他団体と結ぶ協定等
第3 討論・採決
1 一問一答方式を導入する。
2 議員間で自由討論を行う。
3 議員の採決の表示(秘密投票廃止)を行う。
4 傍聴人の発言を制限付きで認める。
第4 会議公開等
1 委員会も原則公開とする。
2 本会議及び委員会のネット中継・録画を行う。
3 本会議及び委員会の写真・ビデオ等の撮影は
原則自由とする。
4 本会議及び委員会の傍聴希望人数が多い場合は
弾力的に運用する。
5 審議資料等の提供もしくは貸与をする。
6 各常任委員会の委員長報告が書面を朗読するときは,
書面を参考資料として提供する。
第5 市民参加等
1 請願者は,本会議もしくは委員会で提案理由を
説明することができる。
2 議会と市民との意見交換の場を設ける。
3 市民からの意見を聴取する。
4 市民は,議員に対し書面によって質問することができる。
第6 住民投票
1 常設型住民投票制度を設ける。
第7 広報等
1 本会議前に論点を明確にした一般質問と執行部の
答弁を事前にホームページ等で予告公開する。
2 本会議の会議録の要約版を作成する。
第8 議会事務局及び議会図書室
1 議会職員は,専門職員も必要であり,法令の知識,
ITの能力,議会だより等の編集の能力等の専門性
をも考慮し,議会が採用するか,議会の意向を考慮
しで採用する。
2 議会図書室の機能を強化し市民の利用も可能とする。
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朝霞市議会の議会改革が始まる気配だ。
改革の名を借りた改悪であってはならない。
前回の選挙では,議会改革を訴えた政党は,
私が市民と一緒になって提案した議会改革について
会議公開(全員協議会代表者会議)の市民の傍聴を認めること
以外は否決された。
① 議会活動等を支える専従の専門家の補充を求める件
②一般質問に一問一答式の検討の件
③ 無記名投票廃止の件
④議員が一堂に介する控室の件
⑤常任委員会を異なった日に開催する件
上記の④を除く①~⑤について提案書は反映している。
上記④は,当時市民ネットの藤井議員以外は,全員が反対だ。
下記のような議論だった。
6月議会報告ー議員が一堂に会する控え室の件の請願不採択
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2012年4月25日 by 小山 香, under
日々思うこと,
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朝霞市は東京電力に損害賠償請求をした。

3月議会において,次のとおり,東電に対し請求することを
求める一般質問をしていた。
記
東京電力福島原子力発電所事故について
(1) 朝霞市はこれまでどのような損害をこうむりましたか。
損害の種類、内容及び額を教えて下さい。
(2)損害について、どのような方法で請求をする予定ですか。
答弁では、損害について上記記事のような内容で請求すると言っていた。
これに対し、全損害を請求していただきたい。
今、東電が電気料金を値上げすると言っている。
そこで私は,損害を債権として電気料金と相殺をしてほしい旨
再質問をした。
それに対し、再答弁では
相殺はしないと答えていた。
相殺をすれば、市がイニシアチブをとれるのに、
相殺をしないというのはいかがなものだろうか。
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2012年4月12日 by 小山 香, under
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2月のある日,下記の通知書が配達された。

それほど気に留めなかった。
しかし、よく考えると昨年の12月に水道栓を止めている。
したがって,使用水量は0である。
しかし,基本料金を請求するのである。水道料金について銀行引き落としをしていたら,気がつかない。
早速,水道部に電話した。
間違いを認めた。
私は,私と同じように水道栓を止めても,他の市民にも水道料金の請求があることを疑った。
過去の調査を求めた。
平成20年度から現在までを調査したところ
平成22年度 2件
平成23年度 1件
平成23年度は私の件であるから,
他に平成22年度に2件あり,銀行引き落としなので
引き落としたままであるという。
これから事情を説明をして,お金を返すということだ。
今回私が指摘しなければ,私のみならず
他の市民2名も水道栓をとめているにもかかわらず
基本料金だけは請求され引き落とされていたのである。
水道栓を止めたら,
顧客情報を他のところに移動するか、削除すべきである。
朝霞市の他の部署は大丈夫だろうか。
住民税
固定資産税
国民健康保険料
など
担当者のコンピューターの誤動作で
誤った請求がなされていないだろうか。
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2012年4月7日 by 小山 香, under
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4月7日~8日, 「原発と人権」全国研究・交流集会in福島が福島大学である。

前々から海渡雄一弁護士,(原発訴訟の第1人者である。)の話を聞きたかった。
会場に440名以上の参加があったようだ。
これまで負けづけてきた原発訴訟の裁判所の論理を知ることができた。
近々,日本中の原発に対し,認可取り消し訴訟が提起されるようだ。


毎時0・2シーベルトの放射線量があった。
朝霞が,0・05というようだからその4倍である。
明らかに原発事故の影響がある。
それでも,ここで学生は勉強を続けている。
原発事故は過去のものではない。
現在も被爆し続けている。
原発を止める手段として
国会議員
地方自治体
そして,司法として裁判がある。
有意義だった。
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2012年4月2日 by 小山 香, under
日々思うこと,
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4月,議会事務局の職員が異動された。
議員は,法令に長けているわけではない。
そうすると議会事務局に「やり方」をおまかせすることになる。
法令等に知識がなくても,議長をやれるように見えるのは,
議会事務局が事実上,仕切っているからだ。
この仕切りに,疑問を持たずに議会運営を
白紙委任のように議会事務局に委ねたように思える。
議会運営のあり方などについて,見解の相違があった。
当初は,私は文字どおり無知であったので,
納得できないが,そういうものかと思ったりした。
こんな質問をした。
(質問)市政に対し調査をしたい。
(回答)地方自治法を引用して、議会開会中以外できない。
しばらくこの回答を信じていた。
しかし現実には,閉会中でも担当部署は資料を交付してくれることを知った。
今でも,上記のように回答した真意は何か,と思うことがある。
(質問)市長に対し議会が意見書のようなものを議決したい。
(回答)できません。国会と関係行政庁だけです。
私は議会はどんなことでも議決ができるのではないかと思った。
食い下がってもできないと言っていた。
その後,この回答は誤りであると思うようになった。
(質問)委員会審議の最後に発言したい。どうやってするのか。
(回答)できません。委員会審議は,予定されているもの以外はできません。
議会の運営は、それを構成するものが決めるのである。
審議の最後にその他の発言をすることはどこでもあることである。
私は,必要なときに発言をしている。
事務局にお願いをしたことがあった。
(お願い)自治体の父子手当条例を調べて欲しい。
(回答)できない。事務局は,各議員のために仕事をしていない。
(お願い)委員会で審議中、条文を確認するために六法全書を貸して欲しい。
(回答)お貸しできません。
こんな事件もあった。
情報公開条例の無視事件(法の支配の貫徹!!ー議会事務局の条例無視?の主張通らず(安堵!!)-)
議会事務局は,議員のよりよい活動を支えて頂きたい。
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2012年3月30日 by 小山 香, under
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3月議会で,平成25年1月に女性センターを開設する予算を計上した。
当初市長は,基地跡地に国家公務員住宅の付帯施設として
女性センターの建設を考えていた。
当時から,私は女性センターよりも男女共同参画センター
が必要であると主張してきた。
今回改めて,女性だけではなく,男女を問わず
「弱い,救済を必要ととする人」のために
女性センターから男女共同参画センターへと
主張をした。
実際は,youtubeにもあげたが、次のように発言している。
女性センターから男女共同参画センターへ

これまでは,女性は当然に弱い,男性は強いと
されてきた。
通常はそうであろう。
しかしながら,その考え方に洩れる男性は,
法の視野から外される。
これは,法の平等に反することではないか。
女性センターの趣旨は,
弱い人を助けるという例示ではないだろうか。
だとするならば,
弱い男性をも救済の対象とする
男女共同参画センターが妥当ではないでしょうか。
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2012年3月29日 by 小山 香, under
平和と共生,
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3月29日埼玉弁護士会主催の憲法と人権を考える市民の集いがあった。

会場には朝霞市民もいらっしゃった。
原発、被災者の方からの報告
福島大学の副学長の講演
約350人の参加者であった。
関係者は、イベントとしては成功と言っている。
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原発事故以後、私たちの暮らしは
計画停電の際には、深刻にこの事態を考えた。
その後は、何事もなかったかのように
時が流れている。
今ひとつ、社会に連帯感がない気がする。
被災者の報告、学者の講演
私たちに、現状と課題を訴えている。
それを受け止めるには、想像力が必要なのだろうか。
悲しみをもっともっと可視化しなければ、社会は動かないのだろうか。
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2012年3月26日 by 小山 香, under
憲法
下記のパンフレットのとおり、埼玉弁護士会の3月29日のイベントがある。
お時間のある方は、是非、埼玉会館小ホールに来て頂きたい。

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2012年3月6日 by 小山 香, under
日々思うこと,
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3月6日、当初予算の議案審議があった。当職は以下のとおり質問した。
1 景観計画策定に市民の参加は予定されていますか。
2 プレイパークの実証実験について具体的に教えてください。
3 防災ラジオは、希望する市民に、有償負担で配布できませんか。
4 多文化推進サポーターとはどんなものですか。
5 いじめ・不登校対策充実事業の具体的な内容を教えてください。
6 奨学金貸付金の利用者数について
7 男女苦情処理委員はどんな仕事するのですか。
8 広報あさかの平成24年度の市民に対する配布率は、どれくらいですか。
9 憩いの湯について、速やかに暫定利用を行うことはできませんか。
10 成年後見制度はどの程度利用されているのですか。
11 高齢者入浴助成の利用対象施設を教えてください。
12 母子家庭高等技能訓練の利用者数及び内容を教えてください。
13 24年度の自殺対策について教えてください。
14 都市計画審議会委員報酬が10名分計上され、
報酬問題は改善されたと理解してよいですか。
15中学校武道・ダンスの必修化に向けての予算が計上されていれば、
教えてください。
16成人式記念誌を改善する必要はないか。
17 図書館運営事業の事務補助業務委託は改善されたのですか。