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第4中学入学式 チャレンジ新4中生

今日第4中学入学式があった。

4中は、我が家の子どもたちの母校でもある。

 

入学式、卒業式その他行事の挨拶をいろいろ見聞する機会がある。

このときに式辞として折りたたんだ用紙を読む。

 

私は、この式辞として当事者が用紙を読み上げる方式に

いまいち、理解ができない。

傾向として、式辞が用紙の朗読のようになってはいないだろうか。

 

子どもたちも、多くの式典のスピーチの感想を聞くと、

型通りの紋切り的で評判がいまいちだ。

 

そこで、今回は、他の議員に了解を得て、

市議会議員の挨拶として、式辞の用紙を朗読しない、

出来るだけ型にはまらないスピーチをこころ掛けた。

ひとみの輝く188人の生徒のみなさんを拝見しながら

おおよそ次のような内容で語りかけるスピーチをした。

・・・・・・・・・・

小山香といいます。

ご入学おめでとうございます。

市議会には24名の議員がいます。

議員の一人として

朝霞市はこの1月に14万人になりました。

朝霞市民の一人として

地域に住んでいるものとして

お祝いをお言葉をさせて下さい。

 

みなさんは、私たちの宝です。いわば、宝石の原石です。

みなさんが元気にしているだけで、このまちは明るくなります。

みなさんは、宝石の原石です。中学でもっともっと磨いて

美しい宝石にしてください。

私は、人生は芸術だと思います。

みなさん一人一人は芸術家です。

ピカソです。ゴッボです。ルノアールです。

みなさん、人生という白いキャッバス、画用紙にどんな絵を描くのですか。

中学校で勉強をすると絵の具の色が増えることです。

みなさんは、小学校の卒業式で大きな夢を宣言していました。

明日の未来から、今日の自分を見つめて、課題を発見し、課題を解決して夢に近づいて下さい。

過去と他人を変えることはできません。

自分と未来は変えることができます。

それぞれの課題を解決して未来に向かって歩んで下さい。

公教育にはもう一つの意味があります。

みなさんは、この地域で暮らしています。

地域のみなさんが共にいきています。

新聞をみると、人々が対立している記事をみます。

みなさんには、100人の友だちを作るよりも

1000人の話し相手として苦手な人と話すことが

できる努力をしてください。

人々が共生し、問題を解決できる技術を身につけて下さい。

私の長女と長男の二人とも、4中の卒業生です。

一人は東北で、一人は都内で社会人として活躍しています

二人とも、いつも4中時代が楽しかったといっています。

また、今でも4中の知人と会っていきます。

また、先生との交流もあるようです。

みなさん、安心して、4中で、勉強に部活に学校生活を送って下さい。

優しい先生、頼もしい上級生と出会える筈です。

みなさんの呼び方は、昨日までは、小学の児童から、今日からは

中学では生徒に変わります。

今までは、私たちは、いわば上うら、みなさんを引っ張ってきましたが、

今日からは、みなさんの横から支援します。

これからは堂々と道の真ん中を歩いて下さい。横から

先生、保護者、私たちが支援します。

4中いう新しい世界にチャレンジするのは、みなさんです。

ご入学おめでとうございまいす。

3月議会の一般質問

3月議会の一般質問は次のとおりです。

3月14日の一番最後です。

1  公益通報の意義

現状と課題

・公益通報をする方法

・勤務条件に関する事項

・窓口

2   内間地区の過去、現在、未来

3    ぼぼたんとたんぽぽ

・ぽぽたんの現状と課題について

4   建築物バリアフリー

⑴新築建築物のバリアフリーの現状と課題について

⑵公共施設のバリアフリーについての現状と課題について

⑶教育施設のバリアフリーについての現状と課題について

5   延長保育料

現状と課題について

6  賃貸住宅の保証人

7  今後の児童・生徒数の見込みについて

8  学校における働き方改革

9   成人年齢引下げと成人式

 

 

3月1日総括質疑

私の総括質疑は次のとおりである。

1 予算編成と現在の人口と総合計画予測人口に齟齬について

2 市税の増加の要因は何であるか。

3 人件費とか義務費を除き、朝霞市が使える予算額はどの程度か。

4 消費税が増税される影響額は、どの程度か。

5 (仮称)あさかFMアクションプランの名称は、妥当であるか。

6 幼児教育の無償化に伴い、市の持ち出しがあれば、どのようなものでその影響額はどの程度か。

7 特別支援学級の対象者について

8 学校の働き方改革に関連して予算が組まれているか、

9 過密校対策について

10 学習支援の状況について

11 平成29年度決算版朝霞市財務書類4表は今回の予算編成にどのように生かされているか。

12 財政調整基金の状況

・・・・・・・・・・・・・・・・・

上記のとおり、事前に質問を通告をした。

 

 

規律違反と教育

先日、法教育の勉強会を企画しました。

講演者が、その際、資料して以下の新聞の記事を配布された。

この記事の4段目の最後を強調されていた。

規律違反と教育(天声人語)ブログよう

勉強会後の有志の懇親会で、刑事弁護士について若手弁護士との対話が盛り上がった。

若手は、被告人質問で被告人を反省させるため厳しく質問をするとそれぞれ話していた。

これに対し、私は真逆な被告人質問をすると話した。
丁度、上記の天声人語のような内容である。
例えば
あなたは、厳しい家庭環境、境遇の中で育った。普通だったら、もっともっと悪いことをする

人間になったかも知れない。私、検察官、そして裁判官をあなたに比べて、よい環境だったのでこうして偉そうなことをいっているかもしれない。
私は、あなたには、まっすぐに、これからは他人に迷惑を掛けないことができる資質があると信じている。
もう、こうした裁判は最後にできますか。
ときどき、裁判が終わってから、被告人から手紙が来る。

自分を認めてくれたのは、はじめてだと言う内容だ。

こんな話しをして若手の弁護士は目も丸くしていた。

「先生は丸ごと被告人を認めるのですね」

さまざまな境遇の中で生きている。
そんな人たちに対し、他人から叱られるから、悪いことをしないのではなく。
自分の意思で良いこと、悪いことを見極めて選択して欲しいと願っている。

ある事件の終了

薬物事犯の事件を弁護してきた。

懲役3年の求刑が懲役2年の判決だった。

被疑者段階からの弁護人であり、約2ケ月余りの弁護活動であった。

被告人の生活歴等、前科前歴、現在の生活状況等を知りこれらを弁護活動に生かす。

一つのドラマである。

被告人に課題を出していた。

一つは優先順位

もう一つは道の選択

まず、これまでの人生において優先順位が間違っていないのか。

多くの人たちは、一番に子ども、そして妻、その後くらいに自分である。

自分を優先して、子どもたちのことを劣後においていないか。

そして、道の選択である。

自分が選択する道向うに何があるのだろうか。

一時の感情で物事を選択してこなかったか。

法教育のみたいなことを行った。

これまで、人生の選択について簡明力を与えた人に

出会ったいなかったようだ。

しかし、いたが、気がつかなかっただけと思う。

多少判決が寛大なもので、被告人は、納得していたようだった。

未払い賃金の回収して差し入れ、寒いというので、衣服も差し入れてあげた。

これで彼の人生のある時期の黒子の役割は終わった。

人々の善意を無駄にすることなく、歩んでもらいたい。

 

 

 

 

対話ーある被告人

接見室(2)

ある被告人と4~5回接見をしている。

薬物事犯である。

直近では年末は30日に新年は4日に接見をした。

刑事弁護の、特に自白事件の情状弁護は、被告人に対する同人の自己肯定もしくは承認からはじまるのではないか、考えている。

道は二つ分かれていたはずだ。犯罪に至る道、そうでばない道。なぜ、あなたは、これまで犯罪に至る道を選択したのか、その問いを問い続けた。

だれもが、「もう、悪いことはしません」といいます。

そのような言葉では、私は納得しないのです。

あなたが、犯罪によって、得たもの、失ったもの。

これからの人生において、何を目標とするのか。

そんな問いを投げかけている。

ある被告人が回答をする。

これに対し、あなたは自分を第1に考えて来なかったか。
多くの人たちは、家族ときに子どもを第1に考えている。

ある被告人に言った。
私は、あなたの家族でもない、保護司でもない。単なる刑事弁護人である。刑事弁護が終われば、無関係な人間になる。私の願いとしては、これまでの犯罪で失った家族の絆を少しでも回復することを目標にしてはどうか。

先日、手紙がきた。
私が衣服を差し入れたお礼と、これからの目標と、そして今後の更生の過程を手紙を送るので受取って欲しいと、そしてどんな判決になても刑に服したいというもだ。

もうすぐ、公判がある。そしてある被告人との対話は終わる。

気がついてみると、私は一対一の法教育を行っていたような気がした。

 

 

 

 

 

 

 

12月議会の一般質問である。

私の12月議会の一般質問である。

12月12日の最後が私の番である。

・・・・・・・・・・・

1 議員に対する案情報 議員に対する案情報 議員に対する案情報
(1)現状と課題
2 学校過大規模問題
(1) 現状と課題について
3 労働環境調査
(1) 現状と課 題について
4 コミュニティ・スクール
(1)現状と課題について
5 参政権教育
(1)現状と課題について
6 道徳教科化 道徳教科化
(1)現状と課題について
7 不登校及びいじめ問題
(1)現状と課題について
8 教育機会の確保
(1)現状と課題について

 

ある道徳の授業

この週末、警察署で接見をした。

被疑者接見だ。

会社の数日分の給料と

下着等を差し入れた。

前科がある50代の人で、今回も薬物事犯だ。

私が話しやすいと思ったことか、いろいろ話しかけてきた。

その中で「もう、死にたい」という。

「その気持ちはわかる、人生は保育園とか幼稚園時代以外は楽しものではない。

いずれは、みんな天命を全うする。その前に何かいいことしてみてはどうか。」

と対話をする。

被疑者は犯罪を犯してこれまで家族に迷惑をかけてきたようた。

約45分間の接見だった。

中学途中まで、高校1年中退

その後の出来事など、

右に行く途、左に行く途

選択の自由があった筈だ。

左がキリギリス、右がアリ

私たちは、どうしても、キリギリスの途を選んでしまいがちである。

今度は、アリの途を選択して欲しいと願って、接見を終えた。

個人の尊厳と共生社会の実現

(講演会メモより)

さて、今日は皆さんと一緒に、個人の尊厳と共生社会の実現という視点のお話をしたいと思います。

この社会の最小の単位は、一人の人間の個人の尊厳です。社会には個人の尊厳がそれぞれ存在するので、共生社会の実現が必要になってきます。共生社会とは、一人一人に価値を認め、それぞれが社会の構成員になることです。無人島に一人で暮らすならば、人権は必要ありません。人間が二人以上存在して、社会ができます。そして、その社会の一人一人を尊重するということが、共生社会の実現ということです。

共生社会というのを認める根拠は何かと言うと、人類の歴史が、人間それぞれに価値があり社会構成員として大切だと決めたことです。人類の理性の到達点です。例えば、1+1=2というような証明の結果ではなく、共生社会の実現が社会の価値として最も大切だと決めたのです。

では、どうすれば共生社会が実現できるのでしょうか。私は次のように考えています。

① 他人を丸ごと認めること

背の高い人、低い人、太っている人、痩せている人、障害を持っている人、子ども、高齢者、この世に命のある人全てに価値を認めると言うことです。

② 傾聴と対話をする能力

友達を100人作る能力よりも、1000人の他人と会話をする能力の方が、価値があります。小学校に入ったら友達が100人できるかなという童謡がありましたね。100人の友達を作るよりも、自分が苦手とする人と話すことができる能力の方が、価値があるのです。そういう人が共生社会を実現する力となるのです。皆さんが会社に入って仕事をする場合において会社が求めることは、他人と対話をする能力があることです。このような人は、社会人になってもきっと出世をすることは間違いないと思います。

③ 嫌われる勇気

私たちは、様々な社会に属しています。社会には社会の圧力があります。そこに問題があっても、黙っていることもあると思います。しかしながら、その社会を良くするためには、嫌われても発言する勇気が必要です。正しいことを主張しても嫌われる勇気です。私たちは、より高い共生社会の実現を目指しているのだからです。

友達がいじめられても、黙って見過ごしていることもあるかもしれません。しかし、共生社会の実現のために、少なくとも先生などにチクる勇気が必要です。チクるという言葉は語感が悪いので、公益通報と言いましょうか。共生社会を実現するには、嫌われる勇気を持っている人がたくさんいることが必要です。

④ 大きな財産から小さな財産への譲歩

たくさん財産を持っている人には、たくさん税金を払ってもらい、財産の少ない人に譲歩するのです。大人は子どもに、健常者は障害を持っている人に譲歩するのです。

共生社会の基本単位たる個人の尊厳は、実は、この日本の在り方の基本原則です。日本は、個人の尊厳すなわち、基本的人権を尊重し、その延長として平和主義を掲げています。人の生命を大切にする政策を、国内ばかりか、国際紛争を解決する手段としても、武力を用いず平和的な話し合いで解決をするという原則です。

 そして、さらに最も重要なことは、皆さんがこの社会の主人公であるということです。私たち一人ひとりに主権があります。

私たちがこの社会の在り方を決めることができるということです。これを国民主権といいます。18歳になられた皆さんには、当然にこの社会の在り方を決める権利があります。そして、近いうちに18歳になる皆さんにも、直ぐそこに権利があります。

皆さんの立場で、こうあって欲しい、あああって欲しいと考え、この地域や国が、今日よりも明日の方がもっと良くなるために実践するのが、国民主権です。

個人の尊厳と共生社会の実現

昨日、県内の定時制高校で個人の尊厳と共生社会の実現と題して、話す機会があった。担当の教職員の話しでは、さまざまな生徒がいると言っておられた。

壇上から瞳を輝かせていた生徒さんが印象深い。

生徒のみなさんが、自分の生命を大切して、余力を他人のためにして欲しいと思っている。

著名な道徳の教材を使って、共生社会の実現の工夫のお話をした。
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来年度、川口に夜間中学が開設する。これまで中学は当然に卒業になり、もう一度勉強をする機会は定時制高校しかなかった。しかし、高校の授業のレベルは高い。もう一度一から勉強したい人に、夜間中学は吉報である。

しかし、朝霞から通うには、距離が心配になる。

私を聞いてくれる生徒の実態は知らないが、さまざまな体験をしてきた人だと思って、今,私が16年間引きこもっている人を一歩、一歩を手を差し伸べている話しをした。

生徒の中では、仲間との関係で難儀をしている人もいうことを想定して

共生社会では、100人友だちを作るよりも1000人の人と話せる能力の方が大切であるとを強調した。

(後日、メモをこのプロクにもアップしたい。)